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しまくとぅば正書法
沖縄県により定められた琉球諸語の記述方法 ウィキペディアから
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しまくとぅば正書法(しまくとぅばせいしょほう)は、沖縄県の各地域において使用されている琉球諸語を仮名文字で表記する際の記述方法について、沖縄県により定められた記述の規定である[1]。
概要
「しまくとぅば」というのは沖縄県で使用されている言語のことを指し[2]、現代の日本語とは異なる発音が多数あるため、正しく仮名文字で表現することができなかった[1]。沖縄県は、2018年(平成30年)に学識経験者等で構成するしまくとぅば正書法検討委員会を立ち上げ、しまくとぅばの正書法を決定した[3]。
地域によって単語や発音などが異なるため、ユネスコの区分の国頭、沖縄、宮古、八重山、与那国の5つの地域[4]に分け、地域ごとに五十音表の形式にまとめた[3]。
閲覧の注意
- 沖縄県が公開している、しまくとぅば正書法の記載を元に作成している[5]。
- 言語ごとに段の表記する列が異なると紛らわしいため参考第1表で示された配置と同じ列の位置に対応する発音を記載する。
- 元の表には国際音声記号による仮の表記が記してあるが、2023年時点での国際音声記号では「声門閉鎖音」と「緩やかな声立て」を区別する記号がないなどといった問題があり正しく記述できないためこの表では省略する。参考が必要な場合は元資料を参考のこと。
- 上付き文字の仮名については現在Unicodeに申請中の段階[6]でまだ含まれていないため、ここではタグにより擬似的に表現してある。
- 縦書きの表記が規定されていないため、縦書き時にどのような表記になるかがはっきりしていない[7]。
- 母音のない子音単独の文字(撥音含む)は段をまたいで記載する。
国頭語
→「沖縄北部方言」も参照
沖縄語
→「沖縄語」も参照
補助記号
- 無音化:ン̥
- 鼻母音:イ̃、ウ̃
- 喉頭化音:ˀパ、ツパ、ˀタ、ツタ、ˀメ、ツメ
- 鼻音化:ヒ̃
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宮古語
→「宮古語」も参照
八重山語
→「八重山語」も参照
補助記号
- 無音化:カ̥、キ̥、ク̥、キィ̥、サ̥、シ̥、ス̥、タ̥、ティ̥、トゥ̥、チ̥、ツ̥、チィ̥、ナ̥、ニ̥、ニィ̥、パ̥、ピ̥、ピィ̥、マ̥、ミ̥、ミィ̥、ラ̥、リ̥、リィ̥、ン̥、ヒ̥、フ̥
- 鼻母音:ア̃、イ̃、ウ̃、エ̃、オ̃
- 鼻音化:ン̃
- 広母音:アァ
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与那国語
→「与那国語」も参照
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脚注
外部リンク
関連項目
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