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ひっつみ
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ひっつみ、とってなげ(旧盛岡藩領の岩手県北地域)、つめり(旧仙台藩領の旧江刺郡地域等)は、小麦粉を用いた汁物の郷土料理。ひっつみ汁ともいう。水団の一種。岩手県の北上盆地を中心とした地域で食べられている。「ひっつみ」は「手でちぎる」の方言「ひっつまむ」が転じたと言われている。具や出汁は地域や家庭によって様々で、地方によって地鶏やキノコ、川ガニ、川魚、モクズガニを入れることもある[1]
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小麦粉を練って固めたものをひっつまんで(平たい団子状にしたものを)汁に投げ入れて作られ、製法がそのまま名称に繋がっている。※水が多くて柔らかく、スプーンで入れる「すいとん」との違い。 すいとんより練る時間と生地を寝かす時間が長い。(練りに30分。寝かしに4時間、長いところでは24時間) 食感的にはすいとんより、餃子の皮、あるいはワンタンに似ている。その他の具は、各家庭・料理屋で相違があり、決まったものはない。
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類似する料理
ひっつみを取り扱った作品
伝統・継承
大槌町では地元の飲食店や宿泊施設で独自メニューの開発を行うなど、家庭料理である「ひっつみ」を町の名物に育てることを目指している。岩手県生めん協同組合は12月3日を「ひっつみの日」に制定し、ひっつみのPR活動を行っている。また、岩手県は郷土料理を伝承する人や団体を「岩手県食の匠」として認定しており、「ひっつみ」についても「岩手県食の匠」がいる。[1]
脚注
関連項目
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