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アイム・レディ (マディ・ウォーターズのアルバム)

マディ・ウォーターズのアルバム ウィキペディアから

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アイム・レディ』(I'm Ready)は、アメリカ合衆国ブルース・ミュージシャン、マディ・ウォーターズ1978年に発表したスタジオ・アルバム

概要 『アイム・レディ』, マディ・ウォーターズ の スタジオ・アルバム ...
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背景

前作『ハード・アゲイン』(1977年)に引き続き、ジョニー・ウィンターがプロデューサーに起用された[3]。また、かつてウォーターズと共演したジミー・ロジャーズ及びビッグ・ウォルター・ホートン英語版も迎えた編成でレコーディングされた[4]。なお、ロジャーズは1954年に行われた「アイム・レディ」のオリジナル・ヴァージョンの録音に参加している[5]。当時ウォーターズのツアー・バンドでギターを弾いていたボブ・マーゴリンは、本作ではウォーターズ、ウィンター、ロジャーズという3人のギタリストがいるため自分の出番がないと感じていたが、最終的にはウォーターズの進言によりベーシストとして参加した[4]

2004年リマスターCDにボーナス・トラックとして収録された「ノー・エスケイプ・フロム・ザ・ブルース」、「ザッツ・オールライト」、「ロンリー・マン・ブルース」は、いずれも本作のために行われたセッションのアウトテイクで、「ザッツ・オールライト」ではロジャーズがボーカルも兼任した[1]

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反響・評価

アメリカでは、1978年3月25日付のBillboard 200で最高157位を記録した[2]グラミー賞では最優秀トラディショナル・レコーディング賞を受賞し、自身5度目のグラミー受賞を果たした[6]

キース・A・ゴードンはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「『アイム・レディ』及びその前後作は、ブルースとは何かということを知りたがっている多くの聴き手にとって、糸口となり得るアルバムである」と評している[7]

収録曲

特記なき楽曲はマディ・ウォーターズ(マッキンリー・モーガンフィールド)作。

  1. アイム・レディ - "I'm Ready" (Willie Dixon) - 3:25
  2. 33イヤーズ - "33 Years" (McKinley Morganfield, C.E. Williams) - 5:19
  3. フー・ドゥ・ユー・トラスト - "Who Do You Trust" - 5:00
  4. コッパー・ブラウン - "Copper Brown" (M. Morganfield, Marva Brooks) - 4:58
  5. フーチー・クーチー・マン - "I'm Your Hoochie Coochie Man" (W. Dixon) - 3:59
  6. メイミー - "Mamie" (M. Morganfield, Jimmy Rogers) - 5:35
  7. ロック・ミー - "Rock Me" - 3:53
  8. スクリーミン・アンド・クライン - "Screamin' and Cryin'" - 5:04
  9. グッド・モーニング・リトル・スクール・ガール - "Good Morning, Little School Girl" (Sonny Boy Williamson) - 3:29

2004年リマスターCDボーナス・トラック

  1. ノー・エスケイプ・フロム・ザ・ブルース - "No Escape from the Blues" (M. Morganfield, C.E. Williams) - 6:17
  2. ザッツ・オールライト - "That's Alright" (J. Rogers) - 4:58
  3. ロンリー・マン・ブルース - "Lonely Man Blues" (M. Morganfield, Bob Margolin) - 4:17

参加ミュージシャン

脚注

外部リンク

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