アスエネ

アスエネ株式会社（アスエネ、Asuene Inc.）は、東京都港区に本社を置く、企業向けの二酸化炭素排出量管理クラウドサービスを提供する日本のソフトウェア企業である。2019年10月に代表取締役CEOの西和田浩平によって設立された^[1]。

アスエネ株式会社
Asuene Inc.

種類	株式会社
市場情報	非上場
本社所在地	日本 東京都港区
設立	2019年10月
業種	情報・通信業
事業内容	CO2排出量可視化クラウドサービスの開発・提供
代表者	西和田浩平（代表取締役CEO）
外部リンク	公式サイト

気候変動対策のためのカーボンアカウンティング（炭素会計）ソフトウェアを開発・提供しており、サプライチェーン全体の温室効果ガス（GHG）排出量の可視化・削減・報告を支援するプラットフォーム「ASUENE(アスエネ)」を運営している^[2]。脱炭素社会の実現とESG（環境・社会・ガバナンス）経営の推進を支援するグリーン・トランスフォーメーション（GX）分野で事業を展開している。

同社は2023年4月に経済産業省の「J-Startup」プログラムに選定された^[3]。2025年には米TIME誌の「World's Top GreenTech Companies 2025」に掲載されている^[4]。

事業内容

主要サービス

同社が提供する「ASUENE（アスエネ)」は、企業の温室効果ガス排出量（スコープ1・2・3）の算定・可視化・削減・報告を支援するクラウドプラットフォームである^[2]。サプライチェーン全体の排出量データを管理し、TCFD（気候関連財務情報開示タスクフォース）、TNFD（自然関連財務情報開示タスクフォース）、CDP、SBT（Science Based Targets）、CSRD（企業サステナビリティ報告指令）等の国際的な開示基準に対応した報告書作成機能を提供している。

グループ会社

• アスエネヴェリタス株式会社 - 第三者保証・検証サービス（旧CoRocket）
• Anyflow株式会社 - API連携・自動化プラットフォーム
• Carbon EX株式会社 - カーボンクレジット取引プラットフォーム
• nZero, Inc. - 米国子会社、エネルギー管理・最適化ソリューション
• E4G株式会社 - ESGデータ分析・コンサルティング