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アズテック・カメラ
イギリスのニュー・ウェイヴ・バンド (1980-1995) ウィキペディアから
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アズテック・カメラ(Aztec Camera)は、1980年にスコットランドで、ロディ・フレイムを中心に結成されたニュー・ウェイヴ・バンド。1981年にインディーズのポストカード・レコードからデビューした後、6枚のオリジナル・アルバムを発表。1998年からロディ・フレイムはソロ名義でアルバムを発表している。
日本においては、ペイル・ファウンテンズや、オレンジ・ジュース、ザ・ブルーベルズ (スコットランドのバンド)、エブリシング・バット・ザ・ガールらと共にネオ・アコースティック・サウンド(ネオアコ)の中核をなすグループと位置付けられており、ジャングル・ポップ的、ギターポップ的な指針を示した代表的なグループの一つである。
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略歴
アズテック・カメラは1980年、スコットランドのイースト・キルブライド出身で当時16歳のロディ・フレイムが中心となり結成された。1981年、グラスゴーのレーベルである「ポストカード」からシングル「just like gold」をリリースした。
そして1983年、ラフトレードと契約した彼らはファースト・アルバム『ハイ・ランド、ハード・レイン』を発表した。
1984年、メジャーのWEAに移籍し、2作目のアルバム『ナイフ』をリリースする。シングル『オール・アイ・ニード・イズ・エヴリシング』のB面でヴァン・ヘイレンの「ジャンプ」をカヴァーするも、ヴァン・ヘイレン及び当時のアメリカのハードロックに悪意を持ち、意図的に否定するような、原曲とはあまりにもかけ離れたアコースティック・ギター主体のアレンジをしたため、日本のヘヴィメタル・ハードロック専門誌「BURRN!」の酒井康によるディスクレビューでは、「ヴァン・ヘイレンを馬鹿にしている」と厳しく評価された(1984年12月号)。なお、小山田圭吾がこの記事にインスパイアを受け、70年代ハードロックなどをサンプリングした『69/96』を作成している。
その後は音楽性を少しずつ変えつつ、数枚のアルバムをリリースする。
1993年には、坂本龍一を音楽プロデューサーに迎えてアルバム『ドリームランド』を発表する。これは坂本のファンであったフレイムたっての依頼であった。
現在、フレイムはソロとして精力的にライブ活動を続けている。
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メンバー
- ロディ・フレイム (Roddy Frame) - ボーカル、ギター(1964年1月29日 - )
- スコットランド、イーストキルブライド出身。楽曲の作詞作曲を手掛ける。
- キャンベル・オウエンズ (Campbell Owens) - ベース
- デイヴ・マルホランド (Dave Mulholland) - ドラムス
- 初期メンバー。
- クレイグ・ギャノン (Craig Gannon) - ギター(1966年7月30日 - )
- 1983年-1984年に在籍。その後、ザ・ブルーベルズ、ザ・スミスにも在籍。
- マルコム・ロス (Malcolm Ross) - ギター
- 元ジョセフ・K、オレンジ・ジュース。1984年に加入。
- デヴィッド・ラフィ (David Ruffy) - ドラムス
- フリッパーズ・ギター『CAMERA TALK』でも2曲で演奏している。
ディスコグラフィ
スタジオ・アルバム
- 『ハイ・ランド、ハード・レイン』 - High Land, Hard Rain (1983年)
- 『ナイフ』 - Knife (1984年)
- 『ラヴ』 - Love (1987年)
- 『ストレイ』 - Stray (1990年)
- 『ドリームランド』 - Dreamland (1993年)
- 『フレストーニア』 - Frestonia (1995年)
コンピレーション・アルバム
- 『ニュー・ライヴ&レア』 - New, Live and Rare (1988年) ※日本独自企画盤
- 『カヴァーズ&レア』 - Covers & Rare (1993年) ※日本独自企画盤
- 『ザ・ベスト・オブ・アズテック・カメラ』 - The Best of Aztec Camera (1999年)
- Deep and Wide and Tall (2005年)
- Walk Out to Winter:The Best of Aztec Camera (2011年)
EP
- 『過去・未来』 - Backwards And Forwards (1985年)
シングル
出典
関連項目
外部リンク
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