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アゼルバイジャン語訳聖書

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アゼルバイジャン語訳聖書(アゼルバイジャンごやくせいしょ、英語: Bible translations into Azerbaijani)はキリスト教聖書アゼルバイジャン語への翻訳を扱う。アゼルバイジャン語はチュルク語族の南西語群(オグズ語群)に属し、おもにアゼルバイジャン共和国、また周辺にも住むアゼルバイジャン人により使われている。書き言葉は、歴史的には突厥文字アラビア文字を経てきたが、アゼルバイジャンが20世紀初期からソ連に組み込まれた時点で最初はラテン文字、次にキリル文字を使ってきて、1990年代の独立を機に新しくラテン語による正書法へ移った。

概要

アゼルバイジャンイスラム教徒が圧倒的多数を占めるが、少数派でキリスト教正教会アルメニア教会もあり、また最近プロテスタントの布教も進められている。

アゼルバイジャン語による初の翻訳は分冊で1842年に出版された。新約聖書として完成されたものは1878年に出版され、1891年になり漸く新旧含めた聖書全体の翻訳が日の目を見ることとなった。

1982年、ストックホルム聖書翻訳研究所はミズラ・ハザール(Mirza Khazar)が翻訳した現代アゼルバイジャン語に訳した聖書を発行して、現在これが使われるようになった。

イランのアゼルバイジャン語使用者は、それとは異なるアラビア文字の翻訳に従っている。

翻訳文の比較

要約
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さらに見る Translation, Mt 6:9-13 ...
日本語訳:マタイによる福音書6章9-13節(主の祈り
天におられるわたしたちの父よ、御名が崇められますように。御国が来ますように。御心が行われますように、天におけるように地の上にも。わたしたちに必要な糧(かて)を今日与えてください。わたしたちの負い目を赦してください、わたしたちも自分に負い目ある人を赦しましたように。わたしたちを誘惑に遭わせず、悪い者から救って救ってください。(新共同訳聖書から)
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脚注

参照項目

外部リンク

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