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アディオス・アミーゴス (さらば友よ)
ラモーンズのアルバム ウィキペディアから
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『アディオス・アミーゴス (さらば友よ)』(原題:¡Adios Amigos!)は、アメリカ合衆国のパンク・ロック・バンド、ラモーンズが1995年に発表した、14作目にして最後のスタジオ・アルバム。
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背景
収録曲のうち6曲は、元メンバーのディー・ディー・ラモーンがソングライティングに貢献しており[6]、そのうち「ザ・クラッシャー」は、「ディー・ディー・キング」名義で1988年に発表したアルバム『Standing in the Spotlight』収録曲のリメイクである[7]。「大人になんかなるものか」は、トム・ウェイツがアルバム『ボーン・マシーン』(1992年)で発表した曲のカヴァーで[8]、日本盤ボーナス・トラック「ラモーンズ」は、モーターヘッドがアルバム『1916』(1991年)で発表した曲のカヴァー[9]。ジャケットの絵は、ロサンゼルス出身の画家マーク・コスタビが1984年に描いた作品『Enasaurs』が元になっており、原画で恐竜が被っていたパーティー・ハットは、デジタル処理によりカウボーイ・ハットに差し替えされた[10]。
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反響・評価
母国アメリカでは2週にわたりBillboard 200入りし、最高148位を記録した[5]。スウェーデンのアルバム・チャートでは16位に達し、バンドにとって通算13作目のトップ60アルバムとなった[3]。
Stephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて5点満点中2.5点を付け「彼らの作品の中で特に優れているわけではないが、最後の挨拶としては立派である」と評している[2]。Ultimate Classic Rockの2017年の企画「Ramones Albums Ranked Worst to Best」では14作中13位となり「印象に残るのは、冒頭を飾る遊び心に満ちたトム・ウェイツのカヴァー"I Don't Want to Grow Up"だけ」と評されている[12]。
収録曲
特記なき楽曲はディー・ディー・ラモーンとダニエル・レイの共作。
- 大人になんかなるものか - "I Don't Want to Grow Up" (Tom Waits, Kathleen Brennan) - 2:46
- メイキン・モンスターズ・フォー・マイ・フレンズ - "Makin Monsters for My Friends" - 2:35
- 知りたかないぜ - "It's Not for Me to Know" - 2:51
- ザ・クラッシャー - "The Crusher" - 2:27
- ライフ・イズ・ア・ギャス - "Life's a Gas" (Joey Ramone) - 3:34
- テイク・ザ・ペイン・アウェイ - "Take the Pain Away" - 2:42
- アイ・ラヴ・ユー - "I Love You" (Johnny Thunders) - 2:21
- クリテン・ファミリー - "Cretin Family" - 2:09
- ハヴ・ア・ナイス・デイ - "Have a Nice Day" (Marky Ramone, Skinny Bones) - 1:39
- スキャッターガン - "Scattergun" (C. J. Ramone) - 2:30
- 御意見無用 - "Got a Lot to Say" (C. J. Ramone) - 1:41
- シー・トーク・トゥ・レインボー - "She Talks to Rainbows" (Joey Ramone) - 3:14
- ボーン・トゥ・ダイ・イン・ベルリン - "Born to Die in Berlin" (Dee Dee Ramone, John Carco) - 3:32
アメリカ初回盤CD (RARD-11273)ボーナス・トラック
- "Spider-Man" (Paul Francis Webster) - 2:03
日本盤ボーナス・トラック
- ラモーンズ - "R.A.M.O.N.E.S." (Lemmy Kilmister, Phil Taylor, Phil Campbell, Michael Burston) - 1:23
参加ミュージシャン
脚注
外部リンク
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