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アフヴァーズ
イランの都市 ウィキペディアから
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アフヴァーズ(ペルシア語: اهواز; Ahvāz 発音)は、イランの都市の一つ。フーゼスターン州の州都で最大都市。日本では一般にアフワズと呼ばれる。人口は841,145人(2006年)。
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歴史
オルマズド・アルダセル(アフヴァーズの旧称)は、サーサーン朝の初期に、アルダシール1世(またはホルミズド1世)により(都市名が名前に近い)、アケメネス朝の都市のタリアナの跡に建設された。その後、州都となり「フムセル」と呼ばれるようになった。サーサーン朝時代は、灌漑設備やダムが作られ、大いに繁栄した。
イラン・イラク戦争では1980年の開戦直後にイラク軍の包囲下に陥ったが、イラン軍守備隊は救援軍の到来まで持久に成功。1981年のサーメノル=アエンメ作戦でイラク軍が敗退すると包囲から解放されている。
地理

フーゼスターン州中央部、カールーン川の岸辺にある。カールーン川の右岸は市の産業の中心で、左岸は昔の町並みが残る住宅地である。

気候
要約
視点
ケッペンの気候区分で砂漠気候(BWh)と区分される。長く極めて暑い夏と、短くて温暖な冬で特徴付けられる。アフヴァーズは夏季には世界で最も暑い都市のひとつである。夏季の最高気温は平均で 45 °C 程度で、時に 50 °C を超える。さらに夏季はこの暑さに砂嵐やダストストームがよく起こる。一方で、冬季には最低気温が 5 °C を下回ることが多いが、降雪はほとんどない。年降水量は平均で 230 mm 前後である。2017 年 6 月 29 日には最高気温が 54 °C に達した。これは 6 月の気温の世界最高記録である。
経済
周辺には油田が多く存在し、イラン有数の工業地帯である。西に約80km、イラク国境に近いダシュテ・アーザーデガーン郡にアーザーデガーン油田がある。アフヴァーズ市内にはイラン国営南部石油会社の本社がある。
大気汚染
WHOの2011年のレポートによると、アフヴァーズはPM10粒子が年間平均1立方メートル当たり372マイクログラムで、大気汚染が最もひどい都市とされた。その理由として、油田が非常に多いことが挙げられる。
交通
空港
鉄道
地下鉄
- アフヴァーズ・メトロ

教育
スポーツ
サッカー
アフヴァーズをホームとするサッカークラブがある。
事件
2018年9月22日、イラン革命防衛隊の軍事パレードが行われていた会場を武装集団が襲撃。女性や子供を含む少なくとも29人が死亡。ISILが犯行声明を出す一方、イラン側からシリアのISIL占領地に向けて報復のための弾道ミサイルが発射された[7]。
ギャラリー
- 白い橋
- 白い橋
- 病院
料理
出身人物
関連項目
脚注
外部リンク
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