アメデオ・アマデイ

アメデオ・アマデイ（Amedeo Amadei，1921年7月26日 - 2013年11月24日）は、イタリア・ローマ近郊のフラスカーティ出身の元サッカー選手、元サッカー指導者。ポジションはフォワード、ミッドフィールダー^[1]。

アメデオ・アマデイ
名前
ラテン文字	Amedeo Amadei
基本情報
国籍	イタリア
生年月日	(1921-07-26) 1921年7月26日
出身地	フラスカーティ
没年月日	(2013-11-24) 2013年11月24日（92歳没）
身長	173cm
選手情報
ポジション	FW、MF
クラブ1
年	クラブ	出場	(得点)
1936-1938	ASローマ	6	(1)
1938-1939	アタランタBC	33	(4)
1939-1948	ASローマ	228	(115)
1948-1950	インテルナツィオナーレ・ミラノ	70	(42)
1950-1956	SSCナポリ	171	(47)
代表歴
1949-1953	イタリア	13	(7)
監督歴
1956-1959	SSCナポリ
1959-1961	SSCナポリ
1963	ルッケーゼ
1972-1978	イタリア女子
1. 国内リーグ戦に限る。 ■テンプレート（■ノート ■解説）■サッカー選手pj

2012年にASローマの殿堂入り11名に選ばれ、2013年に亡くなった^[2][3]。ゴールを多く決め、空中でのアクロバティックなプレーや正確なボレーで知られ、イタリア史上最高のストライカーの一人とされている。アマデイのキャリアを通して、アマデイがローマでの重要な存在であることから、サポーターからは「ローマの8番目の王("eighth King of Rome")」と愛情をこめて呼ばれていた^[2][4][5]。

経歴

クラブ

ローマ近郊のフラスカーティのパン屋の家庭で生まれた。1937年5月2日、15歳280日の若さでASローマからプロデビューを飾ったが、これはセリエA最年少記録であり、2016年12月22日にピエトロ・ペッレグリが同じ年齢でデビューしこの記録に並んだ^[6][7][8]。プロデビューから1週間後に、ASルッケーゼ・リベルタス1905戦でプロ初ゴールを挙げたが、これもセリエA最年少記録であり、現在も更新されていない^[9]。1941-42シーズンにセリエAを優勝したが、これはクラブにとって初のセリエA制覇であった。

ローマの他に、アタランタBC、インテルナツィオナーレ・ミラノ、SSCナポリでもプレーした。

代表

1949年から1953年の間に、イタリア代表として13試合に出場し7得点を記録した^[10]。1950 FIFAワールドカップに出場した^[11]。

引退後

1956年に現役を引退した後は、SSCナポリで監督を務めた。その後、ルッケーゼやイタリア女子代表の監督も務めた^[2]。

タイトル

クラブ

ASローマ^[2]

• セリエA：1回 (1941-42)

個人

• セミナトーレ・ドーロ(Seminatore d'oro)：1957-58^[5]
• ASローマ殿堂：2012^[3]