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アメリカ・ストロング作戦

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アメリカ・ストロング作戦
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アメリカ・ストロング作戦(アメリカ・ストロングさくせん、: Operation America Strong、"America Strong"は「アメリカよ、強くあれ[1]」、「がんばろうアメリカ[2]」の意)は、アメリカ合衆国新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対応する医療従事者等への感謝と激励を送る、アメリカ軍による飛行作戦[3]アクロバット飛行隊である、アメリカ空軍サンダーバーズアメリカ海軍ブルーエンジェルスが合同で主要都市上空を航過飛行するもので、2020年4月28日から5月中旬まで実施された[2]

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シカゴ上空を航過飛行するアメリカ海軍アクロバット飛行隊ブルーエンジェルス

作戦の経緯

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KC-10から空中給油を受けるサンダーバーズのF-16C

アメリカ合衆国では、2020年1月に最初の感染者を確認後、感染拡大が止まらず、3月13日にはドナルド・トランプ大統領国家非常事態を宣言した[4]。感染拡大防止策の一環で航空ショーを含む多くのイベントが中止となり、アメリカ空軍のサンダーバーズおよびアメリカ海軍のブルーエンジェルスも展示飛行を実施していなかった[3]

こうした状況のなか、4月25日にアメリカ空軍参謀総長デービッド・ゴールドファイン英語版空軍大将とアメリカ海軍作戦部長マイケル・M・ギルデイ英語版海軍大将が空海軍合同で、新型コロナウイルス感染症と闘う医療従事者、救急隊、軍関係者等の人々へ感謝の意を伝える、「アメリカ・ストロング作戦」の実施を発表[1][5]、サンダーバーズとブルーエンジェルスが全米の新型コロナウイルス感染症で甚大な被害を受けた地域で航過飛行を行うことも公表された[2]

作戦の実施にあたっては、新型コロナウイルス感染拡大防止に軍を上げて最大限の注意を払い、空中給油支援を受けて地上基地展開を最小限にする対応をとるほか[3]、乗員の練度維持、最低飛行時間の確保、継続的な訓練維持が必要なことから納税者に対する追加負担は発生しないとしている[5]

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全米各地でのフライト

要約
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サンダーバーズとブルーエンジェルス

サンダーバーズとブルーエンジェルスによる合同航過飛行は、2020年4月28日にアメリカ北東部ニューヨーク州ニューヨークニュージャージー州ニューアークおよびトレントンペンシルベニア州フィラデルフィアで行われたのを皮切りに、5月15日までに全米15都市で実施して終了した[6]

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アメリカ・リゾルブ作戦

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オレゴン州会議事堂上空を航過飛行するオレゴン空軍州兵のF-15C
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脚注・出典

関連項目

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