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アラビア文字記数法
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アラビア文字記数法(アラビアもじきすうほう、アラビア語: حساب الجمل ḥisāb al-jummal)とは、アラビア文字を使って数を表現する方法をいう。
アラビア文字の各文字に数価を割りあて、その組み合わせで数を表現する伝統的な方法である。現在のアラビア文字圏では算用数字と同系のインド数字を原則として使うが、アラビア文字記数法は現在も箇条書きの番号やページ番号に使われることがある[1]。
ヘブライ数字などと同様の記数法であり、究極的にはギリシアのイオニア式記数法にさかのぼる。
なお、アラビア数字は現在の日本や西洋で使われている数字(算用数字)のことであり、まったく別の概念であるので注意。
記法
→「アブジャド § 数との関連づけ」も参照
文字の順序は現在のアラビア文字圏で使われているものではなく、ヘブライ文字などと同様の順序(アブジャド順)を使用している[2]。
400 までは対応するヘブライ数字に等しいが、アラビア文字はヘブライ文字より6字多いため、1000 まで1文字で表すことができる。
これらの文字を組み合わせる場合は、上の桁を先(右)に書く。例:121 は 100(ق) + 20(ك) + 1(ا) で、「قكا」と表記される。
2000は 2(ب) を 1000(غ) の前に置いて「بغ」と表す。
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脚注
参考文献
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