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アルベルト・ラモス=ビノラス

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アルベルト・ラモス=ビノラス
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アルベルト・ラモス=ビノラスAlbert Ramos-Viñolas, IPA:[al.ˈβɛɾt ra.mos̬.βi.ˈɲo.las][1], 1988年1月17日 - )は、スペインバルセロナ出身の男子プロテニス選手。自己最高ランキングはシングルス17位、ダブルス117位。ATPツアーでシングルス4勝を挙げている。身長188cm、体重80kg。左利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。

概要 アルベルト・ラモス=ビノラスAlbert Ramos-Viñolas, 基本情報 ...
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選手経歴

要約
視点

ジュニア時代

5歳の時にマタローの地元のテニスクラブで父親と一緒にテニスを始める。幼い頃にはアレックス・コレチャに憧れていた。

2010年 チャレンジャー初優勝

当時、世界ランキング167位のビノラスは前シーズンのスタートよりも300近く順位を上げて 2010年シーズンを始動。彼はカタール・エクソンモービル・オープンシドニー国際全豪オープンでは予選敗退し、その後3ヶ月間はATPチャレンジャーツアーに戻った。

バルセロナ・オープンの本戦出場権を獲得し、1回戦でストレート勝利を決めた後、2回戦では第4シードのフェルナンド・ゴンザレスを6-4, 6-7(8), 6-3のフルセットの末に勝利。さらに3回戦でもエルネスツ・ガルビスを6-1, 6-3はストレートで破り、ベスト8進出。準々決勝ではフェルナンド・ベルダスコに2-6, 6-7(4)のストレートで敗退。

全仏オープンウィンブルドン選手権の予選敗退で連敗したため、ランキングが下がったが、サンセバスチャン・チャレンジャー英語版ATPチャレンジャーツアー初優勝。セビリア・チャレンジャー英語版でも2勝目を挙げた。年間最終ランキングは123位。

2011年 トップ100入り

初の本戦ストレートインからとなったチリ・オープンアルゼンチン・オープンでは2回戦でファビオ・フォニーニトミー・ロブレドにそれぞれ敗退。初のグランドスラム初の本戦となった全仏オープンでは1回戦でハビエル・マルティ英語版を6-3, 6-7(5), 4-6, 6-1, 6-3のフルセットで破り、グランドスラム初勝利を挙げた。2回戦では当時世界5位のロビン・セーデリングに3-6, 4-6, 4-6のストレートで敗れた。

ミラン・チャレンジャー英語版と続くサンセバスチャン・チャレンジャー英語版でチャレンジャー4勝目を挙げたことでBRDナスターゼ・ティリアク・トロフィーではツアー初のベスト8進出を果たした。ブカレストでの活躍により、世界ランキング87位となり、トップ100入りをする。さらに上海マスターズ1回戦ではマリン・チリッチを6-3, 6-4のストレートで破り、マスターズ1000初勝利を挙げ、大きく注目を集めた。年間最終ランキングは66位。

2012年 トップ50入り

BNPパリバ・オープンでは2回戦でリシャール・ガスケを3-6, 7-5, 6-1で破り、 3回戦でパブロ・アンドゥハルに6-7(5), 4-6のストレートで敗退。マイアミ・オープンでは2回戦でフェリシアーノ・ロペスを4-6, 6-7(5)のストレートで破るも、3回戦では前述のガスケに2-6, 7-5, 3-6で敗北。ハサン2世グランプリではツアー初の決勝進出。決勝ではアンドゥハルに1-6, 6-7(5)のストレートで敗れ、準優勝。年間最終ランキングは50位。

2013年 マスターズ4回戦進出

マイアミ・オープンでは2回戦でフアン・モナコを6-2, 4-6, 6-3、3回戦でジェームズ・ブレーク (テニス選手) を6-4, 2-6, 7-5で下して初のマスターズ4回戦進出を果たす。 バルセロナ・オープンでは錦織圭らを下して、ベスト8入り。準々決勝ではラファエル・ナダルに敗退。年間最終ランキングは83位。

2015年 マスターズ3回戦進出

上海マスターズでは2回戦で当時世界ランキング2位のロジャー・フェデラーに7-6(4), 2-6, 6-3のフルセットで勝利した。3回戦ではジョー=ウィルフリード・ツォンガに7-6(5), 5-6, 4-6で敗れた。年間最終ランキングは54位。

2016年 ツアー初優勝 全仏ベスト8

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2016年ウィンブルドン選手権でのアルベルト・ラモス=ビノラス

2016年全仏オープンでは4回戦で世界ランク9位のミロシュ・ラオニッチに勝利し、4大大会初のベスト8進出を果たす。準々決勝では世界ランク4位のスタン・ワウリンカに2-6, 1-6, 6-7(7)で敗れた。同年のスウェーデン・オープンでは準決勝でダビド・フェレールを破ると、決勝でフェルナンド・ベルダスコを6–3, 6–4で破ってツアー初優勝を果たした。年間最終ランキングは27位。

2017年 マスターズ準優勝

2017年4月のモンテカルロ・マスターズでは3回戦で世界ランキング1位のアンディ・マレーに2-6, 6-2, 7-5で逆転勝利すると、準々決勝でマリン・チリッチに6-2, 6-7(3), 6-2、準決勝でリュカ・プイユに6-3, 5-7, 6-1といずれもフルセットの末に勝利し、マスターズ1000で初の決勝進出を果たす。スペイン勢同士の対戦となった決勝ではラファエル・ナダルに1-6, 3-6で敗れて準優勝となった。大会後の世界ランキングで19位となり初のトップ20入り。年間最終ランキングは23位。

2018年 グランドスラム3回戦進出

全豪オープンでは第21シードとして出場し、初の3回戦進出。3回戦では第14シードのノバク・ジョコビッチに2-6, 3-6, 3-6のストレートで敗れた。ダブルスでも初の3回戦進出。エクアドル・オープンでは決勝でロベルト・カルバリェス・バエナに3-6, 6-4, 4-6で敗れ、準決勝。年間最終ランキングは65位。

2019年 ツアー2勝目

スイス・オープンでは決勝でセドリク・マルセル・ステベ英語版を6-3, 6-2のストレートで下して、ツアー2勝目を挙げた。続くオーストリア・オープンでも2週連続決勝進出。決勝ではドミニク・ティームに6-7(0), 1-6のストレートで敗れ、準優勝となった。年間最終ランキングは41位。

2020年

全豪オープンでは1回戦でアレックス・ボルト英語版に6-7(1), 6-1, 7-6(5), 1-6, 4-6のフルセットの末に敗れた。コルドバ・オープンではベスト8入り。準々決勝ではディエゴ・シュワルツマンに敗退。チリ・オープンではベスト4入り。準決勝でキャスパー・ルードで敗退。全米オープンでは1回戦で第4シードのステファノス・チチパスに2-6, 1-6, 1-6のストレートで敗れた。全仏オープンでは2回戦でマートン・フチョビッチに6-7(2), 3-6, 5-7のストレートで敗れた。年間最終ランキングは46位。

2021年 ツアー3勝目

コルドバ・オープンでは決勝で フアン・マヌエル・セルンドロ英語版に0-6, 6-2, 2-6で敗れ、準優勝となった。エストリル・オープンでは決勝でキャメロン・ノリーを4-6, 6-3, 7-6(3)の逆転で下して、ツアー3勝目を挙げた。年間最終ランキングは45位。

2022年 ツアー4勝目

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2022年モンテカルロ・マスターズでのアルベルト・ラモス=ビノラス

ATPカップではグループステージでセルビア戦からペドロ・マルティネスと組みダブルスから参戦し、チームはベスト4入り。

全豪オープンでは1回戦でセバスティアン・バエスに4-6, 6-4, 3-6, 6-1, 2-6のフルセットの末に敗れたが、コルドバ・オープンでは決勝でアレハンドロ・タビロ英語版を4-6, 6-3, 6-4で下して、ツアー4勝目を挙げた。チリ・オープンではベスト4入り。準決勝ではバエスに4-6, 6-4, 2-6で敗退。マイアミ・オープンではセバスチャン・コーダに初戦敗退。

モンテカルロ・マスターズでは2回戦でキャメロン・ノリーを破り、3回戦進出。3回戦ではホベルト・ホルカシュに敗れた。エストリル・オープンでも前述のバエスに敗れた。マドリード・オープンではマリン・チリッチに3-6, 6-3, 4-6で初戦敗退。 ローマ・マスターズではトミー・ポール英語版に4-6, 4-6のストレートで初戦敗退。全仏オープンでは2回戦で第6シードのカルロス・アルカラスに1-6, 6-7(7), 5-7, 7-6(2), 6-4のフルセットの末に敗れた。

ウィンブルドン選手権では1回戦で第3シードのキャスパー・ルードに6-7(1), 6-7(9), 3-6のストレートで敗退。スイス・オープンではベスト4入り。準決勝でルードに2-6, 0-6のストレートで敗れた。オーストリア・オープンでもベスト4入り。準決勝でロベルト・バウティスタ・アグートに敗退。ナショナル・バンク・オープンではダビド・ゴファンディエゴ・シュワルツマンらを破り初の3回戦進出。3回戦ではホルカシュに敗れた。ウエスタン・アンド・サザン・オープンではファビオ・フォニーニに初戦敗退。全米オープンでは2回戦で第15シードのマリン・チリッチに3-6, 6-7(4), 3-6のストレートで敗れた。パリ・マスターズではパブロ・カレーニョ・ブスタに3-6, 3-6のストレートで初戦敗退。年間最終ランキングは39位。

2023年 ユナイテッドカップ初出場

1月、ユナイテッドカップではスペイン代表として参戦するも、グループステージ敗退。

7月、スイス・オープンでは決勝進出。決勝では6-3, 0-6, 5-7の逆転で敗れ、準優勝を飾った。

2024年

1月、全豪オープンでは1回戦で第11シードのキャスパー・ルードに1-6, 3-6, 1-6のストレートで敗れた。

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ATPツアー決勝進出結果

シングルス: 8回 (2勝6敗)

大会グレード
グランドスラム (0-0)
ATPワールドツアー・ファイナル (0-0)
ATPワールドツアー・マスターズ1000 (0-1)
ATPワールドツアー・500シリーズ (0-0)
ATPワールドツアー・250シリーズ (2–6)
サーフェス別タイトル
ハード (0–1)
クレー (2–5)
芝 (0-0)
カーペット (0-0)
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ダブルス: 1回 (0勝1敗)

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成績

略語の説明
 W   F  SF QF #R RR Q# LQ  A  Z# PO  G   S   B  NMS  P  NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.

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大会最高成績

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脚注

外部リンク

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