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アル・リファ級哨戒艇
バーレーン海軍の艦級 ウィキペディアから
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アル・リファ級哨戒艇(英語: Al Riffa Class Patrol Boat)は、バーレーン海軍の哨戒艇の艦級[1][2][4]。旧西ドイツのリュールセン造船所によって2隻が建造された[1][2]。
バーレーン海軍が最初期に導入した哨戒艇の一つであり、1979年に発注され、2隻とも1982年3月3日に就役した[1][2]。一時は3番艇が存在すると報じられたが、実際の就役数は2隻であった[1]。2023年時点で、2隻とも運用中である[5]。
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設計
リュールセン造船所のFPB38型という基本設計に基づいている[1][2][3]。
排水量は資料によって差異があり、半載166t・満載186tとする資料[1]、半載188t・満載205tとする資料[2]などがある。全長は38.5m、最大幅は7.0m、喫水は2.2mで、乗員は士官3名を含む27名である[1][2]。
機関にはMTU社の16V538 TB92 ディーゼルエンジンを2基装備し、スクリュープロペラ2軸で推進する[1][2]。機関出力は6,810hp[2]または6,815hp[1]、最大速力は32ノットで船体の許容速度に比べるとやや低いが、バーレーンにおける哨戒任務には十分だと判断されたためである[1][2]。また、長い航続距離も要求されておらず、16ノット時で1,100海里となっている[1][2]。
装備
兵装については資料によって差異があり、とくに機関砲については
と、かなりぶれがある。
機関砲以外にはスターシェル 57mmロケットランチャー1基と、機雷敷設軌条(搭載数は最大14発)を搭載しており[1][2]、これに加えて7.62mm機関銃2基があるとする資料もある[1]。FCSにはフィリップス社の9LV 126 電子光学システムによって強化されたCSEE社のリンクス 電子光学方位盤を装備している[1][2]。
電子装備については、フィリップス社の9GR600 Iバンド対水上捜索レーダーと、レイカル/デッカ社の1226型 Iバンド航海レーダーを搭載している[1][2]。ソナーは搭載していない[1][2]。電子戦・対抗装備としては、レイカル社のRDL-2ABC ESM装置と、ワロップ社のバリケード チャフ発射機がある[1][2]。
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同型艦
脚注
関連項目
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