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アレクサンドル3世橋
パリの橋 ウィキペディアから
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アレクサンドル3世橋(アレクサンドルさんせいきょう、仏 : Pont Alexandre III)はフランス、パリのセーヌ川に架かる橋である。

この橋はフランス共和国の大統領サディ・カルノーとロシア皇帝アレクサンドル3世の間に結ばれた友好の証として、ニコライ2世により1900年のパリ万国博覧会にあわせて建設、パリ市に寄贈された[1]。
橋はアンヴァリッド広場とグラン・パレ、プティ・パレの間を結ぶように建設された。建設はエンジニアのジャン・レサル、アメデ・アルビー、建築家のジョゼフ・カシアン=ベルナール 、ガストン・カズンに任された。
橋は鋼鉄製、幅40m、長さ107mで3つの関節を持つ単一アーチ橋で、中央に橋脚を建てることなくセーヌ川を一跨ぎしている。両端には石造りのトンネルがある。
アレクサンドル3世橋の礎石は1896年にニコライ2世によって設置され、1900年のパリ万博に際して落成した。橋の右岸、下流側には「1900年4月14日、フランス共和国大統領エミール・ルーベがパリ万博を開会し、アレクサンドル3世橋を除幕した」と記された記念碑がある。2024年パリオリンピックでは自転車ロードレースのゴール地点及びトライアスロン、水泳マラソンスイミング会場として使用される。
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装飾
アレクサンドル3世橋はアールヌーヴォーの街灯、天使やニュンペーの像、ペーガソスといった華麗な装飾で有名である[2]。 4隅の17mの高さの柱の上にはそれぞれ
- 芸術(エマニュエル・フレミエによる)
- 農業(ギュスターヴ・ミシェルによる)
- 闘争(ピエール・グラネによる)
- 戦争(レオポルド・ステイナーによる)
を意味する女神像が立っている。 また、装飾にはそれぞれテーマがあって、
となっている。
- ジュール・ダルー作のライオン像
- エマニュエル・フレミエ作「農業の繁栄」
- エマニュエル・フレミエ作「美術の繁栄」
- アンリ・デジレ・ゴーキェ作の街灯の装飾
- ジュール・クータン作「ルネサンスのフランス」
- レオポール・モーリス作「貝殻をもつ少女」
- ギュスターヴ・ミシェル作、金色の像の台座の彫刻
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交通
隣の橋
(上流)レオポール・セダール・サンゴール橋―コンコルド橋―アレクサンドル3世橋―アンヴァリッド橋―アルマ橋(下流)
脚注
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