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オテル・デ・ザンヴァリッド
パリにある旧・軍病院 ウィキペディアから
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オテル・デ・ザンヴァリッド(オテル・デザンヴァリッドとも表記[1]。1680~1735年。仏: L'hôtel des Invalides)、通称アンヴァリッド(仏: Les Invalides)は、パリにある旧・軍病院。廃兵院もしくは癈兵院とも書く。
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2024年パリオリンピックではアーチェリー会場及びマラソンのゴール地点、自転車ロードレースのスタート地点としても使用された。
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概要
1671年にルイ14世が傷病兵を看護する施設として計画し、リベラル・ブリュアン[2] が設計の指揮をとり1674年に最初の傷病兵たちが入った。
建築史上有名なのは附属する礼拝堂の建築である。教会(大聖堂)は、"聖ルイ"と称えられるルイ9世の遺体安置のために建設された。教会の建設は1677年に始まり、後に兵士の教会とドーム教会に分かれ、ブリュアンの弟子ジュール・アルドゥアン=マンサールのもとで1706年に完成した。
オルレアン朝(1830-1848年)時代、ルイ・フィリップ国王により、ドーム教会に地下墓所が設けられ、ナポレオン・ボナパルト(フランス皇帝ナポレオン1世)の柩が中央に置かれた[3]。また、それを囲むようにして、ナポレオンの親族やフランスの著名な将軍の廟が置かれている。
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アンヴァリッドに廟が置かれている著名人
- ルイ14世関係者
- フランス革命関係者
- ルージェ・ド・リール (1760 - 1836) - フランスの国歌ラ・マルセイエーズの作者
- ナポレオン関係者
- ナポレオン・ボナパルト (1769 - 1821)
- ナポレオン2世 (1811 - 1832) - ナポレオンの長男
- ジョゼフ・ボナパルト (1768 - 1844) - ナポレオンの兄
- ジェローム・ボナパルト (1784 - 1860) - ナポレオンの末弟
- アンリ・ガティアン・ベルトラン (1773 - 1844) - ナポレオンの最側近の軍人
- ジャン=バティスト・ジュールダン(1762 - 1833) - 革命戦争期に活躍した帝国元帥
- 近現代以降
- フォッシュ (1851 - 1929) - 第一次大戦時の将軍
- フィリップ・ルクレール (1902 - 1947) - 第二次大戦時の将軍
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施設
- 開園時間
- 博物館は毎日午前 10 時から午後 6 時まで開館している。[4]
見取り図
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ドーム教会
サン=ルイ教会
立体地図博物館
レジスタンス解放博物館 |
国立アンヴァリッド研究所
アンヴァリッド事務所
パリ軍事事務所
フランス解放勲章記録保管所
国家退役軍人・戦争被害者委員会 |
ギャラリー
- ナポレオンの棺
- アンヴァリッド全景
- アンヴァリッド全景
- アレクサンドル3世橋から見たアンヴァリッド
- アンヴァリッド正面
- 中庭(La cour d'honneur)
- 中庭の夜景
- アンヴァリッドの聖ルイ教会(サン=ルイ教会)。隣接するナポレオンの棺の場所と併せて"ドーム教会"と呼ばれる。
脚注
関連項目
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