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アーサー王に関する書籍の一覧

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アーサー王に関する書籍の一覧(アーサーおうにかんするしょせきのいちらん)は、アーサー王物語とその登場人物に関連する書籍の一覧。また#日本語訳リストは、各作品ごとに「[和訳1]」等の注釈リンクを附記して生成した。

6世紀-11世紀

ラテン語

ウェールズ語

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12世紀

要約
視点

ラテン語

  • 『聖カラントクス伝』 (Vita Sancti Carantci、1100年代頃) - アーサーに頼まれ聖カラントクス英語版が竜を手なずける。カト(=サー・ケイ?)はその餌やり[11]
  • 『聖エウフラムス伝』 (Vita Sancti Euflami 、1100年頃)[和訳 2] - アーサーが武器で倒せない竜を、聖エフラム(Efflam) が祈りで自滅に追い込む[12][13][14]
  • 『イングランド諸王の事績』 (Gesta Regnum Anglorum、1125年) マームズベリのウィリアム - アーサーがアンブロシウス・アウレリアヌスを助けて戦った記述。聖母マリアの像を甲冑に縫い付けている。ガウェインの墓の発見[15][16]
  • 『聖パダーン伝』 (Vita Sancti Paternus 1120年代頃) - アーサーとカラドックに関する記述あり。
  • 『アングル人の歴史』 (Historia Anglorum、1129年) ハンティングトンのヘンリー - アーサーに言及あり。
  • 『聖ギルダス伝』 (Vita Santi Gildae、1130年頃) スランカーファンのカラドック- 初期のグィネヴィア誘拐の物語がある。
  • ジェフリー・オブ・モンマスの作品
  • 『聖イルトゥド伝』 (Vita Sancti Illtud、1140年頃) - 聖イルトゥド英語版は、従兄弟のアーサーの宮廷をたずねブルターニュから渡航したとある[17]。マルク王に言及あり。
  • 『聖ケンティガーン伝』 (Life of Saint Kentigern、1185年頃) ジョスリン・オブ・ファーネス英語版著- ライロケン英語版の記述があるが[18]、マーリン伝説はその人物像からの借用とされる[19]

フランス語

アングロ=ノルマン語を含む。

(ロベールの詩のうち、『ヨセフ』と『メルラン』の300行が現存している。またロベールによるものと思われる散文版の『ヨセフ』、『メルラン』、『ペルスヴァル』三部作が2つの写本に残っている。)
  • 「角盃の歌」(Laid du Cor 1150-1200年頃) ロベール・ビケ英語版 - カラドク英語版が角盃を使いこなし妻の貞淑を証明
  • 「寸法の合わないマント」[20](Mantel Mautaillé 12世紀[1]もしくは1200-1225年[20])- サー・カラドクの妻がマントを着こなして貞淑を証明

ドイツ語

ウェールズ語

マビノギオン》に収められたアーサーに関する伝承[和訳 1][和訳 13]

  • カムリに伝わる物語
    • 『キルッフとオルウェン』 (Culhwch and Olwen、1100年頃) - キルッフというアーサーの甥の婚姻譚・探求譚
    • 『ロナブイの夢』 (The Dream of Rhonabwy)
  • アルスルの宮廷のロマンス
    • 『ウリエンの息子オウァインの物語, あるいは泉の貴婦人』 (Owain, neu Iarlles y Ffynnon) - クレティアンの『イヴァン』と同源話
    • 『エルビンの息子ゲライントの物語』 (Gereint ac Enid) - クレティアンの『エレックとエニード』と同源話
    • 『エヴラウクの息子ペレドゥルの物語』 (Peredur fab Efrawg) - クレティアンの未完作『ペルスヴァル』に相当するが、ウェールズの伝承を取り入れているのでかなり差異がある。
(成立年代にはすべて異説がある)
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13世紀

要約
視点

ラテン語

フランス語

ラングドイル、ラングドック両方言含む。

  • 『フェルギュス』 (Roman de Fergus、1200-1233年頃[21]) ギヨーム・ル・クレール英語版[22] - スコットランドが舞台。題名主人公は「美しき盾の騎士」の異名を得る。
  • ジョフレ』 (Jaufré、1180年頃/1225年頃(異説あり)[23]) 著者不詳 - オック語
  • 『ラギデルの仇討ち』(Vengeance Raguidel) ラウール作 1220年頃 - 作者はラウール・ド・ウーダン英語版との説もある[24]
  • ランスロ=聖杯サイクル》(流布本サイクルとも。1210年代に始まり, 1230年代に成立)著者不詳
    • 『聖杯の由来』 (Estoire del Saint Grail)
    • 『メルラン物語』 (Estoire de Merlin)
    • 『ランスロ本伝』 (Lancelot propre)
    • 『聖杯の探索』 (Queste del Saint Graal)[和訳 14]
    • 『アルテュの死』 (Mort Artu)[和訳 15]
  • ペルレスヴォー』 (Perlesvaus、1210年代頃)著者不詳
  • 散文のトリスタン』 - リュース・ド・ガ(Luce de Gat)作(1230年代)とエリ・ド・ボロン(Helie de Boron)作(1240年代頃)
  • 『沈黙物語』 (Roman de Silence、1260年代頃)エルドリュ・ド・コルンウォーユ(Heldrius de Cornwall)
  • 後期流布本サイクル》(1230年代 - 1240年代)著者不詳
    • 『聖杯の由来』 (Estoire del Saint Grail)
    • 『メルラン物語』 (Estoire de Merlin)
    • 『聖杯の探索』 (Queste del Saint Graal)
    • 『アルテュの死』 (Mort Artu)
  • 『リゴメールの驚異』 (Les Merveilles de Rigomer) - ジャン
  • 『パラメデス』 (Palamedes) - ルスティケロ『集成』(後述)に含まれている。
  • 『アルテュス王物語』 (Roman de roi Artus 1290年代- 1300年頃)ルスティケロ・ダ・ピサ - 単に『集成 』(Compilation)とも称される。
    • 『礼儀正しきギロン』[?] (Gyron le courtois) - ルスティケロ『集成』の一部で1501?年以降の出版本がある。
    • 『レオノワのメリアデュス』[?] (Meliadus de Leonnoys)- ルスティケロ『集成』の一部で1528年のガリオ・デュ・プレ(Galliot du Pré)版、1532年に別の版元ドニ・ジャノ (Denys Janot)が発行。

ドイツ語

  • 『トリスタンとイゾルデ』 (1210年代頃) ゴットフリート・フォン・シュトラースブルク[和訳 16]
  • 『パルチヴァール』 (Parzival 、1210年代頃) ヴォルフラム・フォン・エッシェンバッハ [和訳 17]
  • 『花咲く谷のダニエル』 (Daniel von Blumenthal、1220年頃) デア・シュトリッカー(Der Stricker、筆名) 作
  • 『クローネ』/『王冠』 (Diu Crône) ハインリヒ・フォン・デム・テューリン(Heinrich von dem Türlin)作
  • デア・プライアー (Der Pleier) の韻文作品
    • 『花咲く谷のガーレル』 (Garel von dem blühenden Tal、1230年代頃;1250-80頃)
    • 『タンダレイースとフロールディベル』 (Tandareis und Flordibel、1250-80頃)
    • 『メーレランツ 』(Meleranz、1250-80頃)
  • 『デア・マンテル』(?) (Der Mantel, 13世紀) - 「寸法の合わないマント」のドイツ翻案。かつてハインリヒ・フォン・デム・テューリンの作と目されていた。

ノルド語

  • 修道士ローベルトによる散文翻案
    • 『トリストラムのサガ』 (Tristrams saga ok Ísöndar、1226年) - トマ『トリスタン』のノルド語改作。
    • 『イヴェンのサガ』 (Ivens Saga、1226年) - クレティアン・ド・トロワ『イヴァン』のノルド語改作。
    • 『エレックのサガ』 (Erex Saga) - おそらく修道士ローベルト(テクストはおそらく筆写過程で手が加えられた。『エレックとエニード』のノルド語改作)
    • 『マントのサガ』(?) (Möttuls saga) - 「寸法の合わないマント」の翻案
  • 『ストレングレイカル』 (Strengleikar) - マリー・ド・フランス作などのレー翻訳集。
    • 「山羊葉」(Geitarlauf) - マリーの「すいかずら」の訳
    • 「ヤヌアルの歌」(Januals ljóð) - 「ランヴァル」の訳

英語

  • 『ブルート』 (Brut)ラヤモン英語版[和訳 18] - ジェフリー・オブ・モンマスの改作。
  • 「サー・トリストレム」 (Sir Tristrem、1300年頃) - ブリテンのトマの改作。
  • 『アーサーとマーリン』 (Arthur and Merlin、1250-75年頃) - 中英語の韻文物語(9,900行)、流布本『メルラン物語』や史書[25]

オランダ語

  • 《ランセロット》(Lanceloet-Compilatie) - ランスロット=聖杯サイクル系の物語の改作、他の物語の改作、オリジナルなど10篇[26]
    • 『ランセロット』(Lanceloet)
    • 『ペルセヴァール』 (Perchevael)
    • 『モリアーン』 (Moriaen) 著者不詳
    • 『聖杯の探索』 (Queeste vanden Grale)
    • 『ラヒセルの復讐』 (Wrake van Ragisel) - 『ラギデルの仇討ち』の中オランダ語版
    • 『袖の騎士』(Ridder metter mouwen)
    • 『ワルウェインとケイ』(Walewein ende Keye)
    • 『ランセロットと白き足の鹿』 (Lanceloet en het hert met de witte voet)
    • 『トレク 』 (Torec) ヤーコブ・ファン・マールラント英語版
    • 『アーサーの死』(Arturs doet)
  • 『フェルヒュート』 (Ferguut、13世紀後半) - 『フェルギュス』の翻案。[25]

ヘブライ語

  • 『アルトゥ王』 (Melech Artu) - 『ブリテン列王史』のヘブライ語の改作。

ウェールズ語

  • 『王たちのブリート』 (Brut y Brenhinedd) - モンマスを年代記風にしたもの。
  • カーマーゼンの黒本》 - 作者不明。アーサーについて言及がある。
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14世紀

英語

イタリア語

  • 『円卓物語』 (Tavola Ritonda、1325-1350年頃) 著者不詳 - 『散文トリスタン』や『パラメデス』の内容を取り入れた作品。

フランス語

  • 『ペルスフォレ』 (Perceforest、1337-1344年頃) 著者不詳 - アレキサンダー大王が任じた英国封王ペルセフォーレの2~3代目が、アーサーらとかかわり合う[28][29]
  • 鸚鵡の騎士フランス語版』(Le Chevalier au papegau、1400年頃、『パプゴーの物語』とも)[30]
  • 小ブリタニアのアルテュス』 (Artus de la Petite Bretagne) - 主人公はブルターニュ公子で、有名なアーサー王ではなく、ランスロットの末裔。

ギリシア語

  • 『老いた騎士(プレスビュス・ヒッポテス)』 (Presbys Hippotes、1300年頃) - 短詩。この老騎士には、パラメデス、ガウェイン、ランスロット、トリスタンもかなわない。[31]
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15世紀

英語

  • 「アーサー」(Arthur、1428年以前)[和訳 21] - 全642行の韻文年代記で、ラテン語『ブルート』の文章の中途に挿入。アーサーの剣を Brounsteeƚƚと表記。
  • アーサー王の死(Le Morte d'Arthur, 完成は1470年頃、1485年にキャクストンにより印刷)トマス・マロリー[和訳 29][和訳 30][和訳 31] - 原題は『アーサー王と高貴な円卓の騎士』(The hoole booke of kyng Arthur & of his noble knyghtes of the rounde table)
  • 『散文のマーリン』 (Prose Merlin) - 流布本系『メルラン物語』の中英語訳。
  • 「アーサー王とコーンウォール王」 (King Arthur and King Cornwall) - 《パーシー司教のフォリオ写本英語版》に残される断簡。チャイルド集成のバラッド30番[32]
  • 「サー・ガウェインとカーライルの田舎者」 (Sir Gawain and the Carle of Carlisle)
  • 「サー・ガウェインの冒険」 (The Jeaste of Syr Gawain) - 冒頭が欠けた541行が残る。ガウェインが女性と通じて、その父親と3兄弟は殺さずに済ます。1564年付の写本は挿絵あり。[33]
  • ゴログラスとガウェインの騎士物語」 (The Knightly Tale of Gologras and Gawain、1480-1490年頃) - ガウェインが、牙城をきずく城主(ゴラグロスGolagrosとも表記)を克服。手写本は現存せず、1508年刊行本で知られる。
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16世紀

英語

ウェールズ語

  • 『トリスタン物語』 (Tristan Romance、1550年頃) - いくつかの写本に断片が残っている[35]

ロシア=ベラルーシ語

  • 『散文トリスタン』 (Povest Trychane、1560年代)
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17世紀

英語

イディッシュ語

  • Widwilt - 『謎の美少年(Le Bel Inconnu)』のイディッシュ語改作。

18世紀

19世紀

20世紀

70年代

  • Eagle in the Snow (1970) by Wallace Breem
  • The Merlin series (1970 - 1995) by Mary Stewart
  • アーサー王と気高い騎士たちの行伝(The Acts of King Arthur and His Noble Knights, 1975年)ジョン・スタインベック[和訳 53]
  • Merlin's Mirror (1975) by Andre Norton
  • Merlin (romance) (1978) by Robert Nye
  • Arthur Rex: A Legendary Novel(1978) by Thomas Berger
  • The Three Damosels (1978) and The Enchantresses (1998) by Vera Chapman (the latter with Mike Ashley)
  • The Dragon Lord (1979) by David Drake
  • キャメロット最後の守護者(The Last Defender of Camelot, 1979年)ロジャー・ゼラズニイ[和訳 54]

80年代

  • The Down the Long Wind series by Gillian Bradshaw (1980–82)
  • Firelord Trilogy (1980 - 1985) by Parke Godwin
  • The Idylls of the Queen (1982) by Phyllis Ann Karr
  • アヴァロンの霧(The Mists of Avalon、1983年)マリオン・ジマー・ブラッドリー[和訳 55]
  • The Fionavar Tapestry, a fantasy trilogy (1984 - 1986) by Guy Gavriel Kay
  • The Guinevere trilogy(1987 - 1993) by Persia Woolley
  • The Pendragon Cycle (1987 - 1997) by Stephen Lawhead
  • Knight Life (1987), One Knight Only (2004) and Fall of Knight (2007) by Peter David
  • The Coming of the King: The First Book of Merlin by Nikolai Tolstoy (1988)
  • Stones of Power (1988) David Gemmell

90年代

  • The Last Pendragon by Robert Rice (1991)
  • The Tales of Arthur, books of The Keltiad (1991 - 1996) by Patricia Kennealy-Morrison
  • A Dream of Eagles (Camulod Chronicles, 1992 - 2006) by Jack Whyte
  • Forever King Trilogy (1992 - 2004) by Molly Cochran and Warren Murphy(ウォーレン・マーフィー)
  • The Child Queen (1994), The High Queen (1995), Prince of Dreams (2004), and Grail Prince (2003) by Nancy McKenzie
  • The Winter Prince (1993) by Elizabeth Wein
  • The Arthor series (1994 - 1999) by A. A. Attanasio
  • The Return of Merlin (1995) by Deepak Chopra
  • Merlin's Bones (1995) by Fred Saberhagen
  • <小説アーサー王物語>三部作(The Warlord Chronicles, 1995 - 1997)バーナード・コーンウェル[和訳 56]
  • Dark Ages of Britain series(1998) by Joan Wolf
  • The Squire's Tales (1996 - 2010) by Gerald Morris
  • The Lost Years of Merlin Epic (1996 - 2000) by T.A. Barron
  • I am Mordred (1998) and I am Morgan le Fay (2002)ナンシー・スプリンガー
  • Albion, a trilogy of historical novels (1997, 2000, 2007) by British author Patrick McCormack
  • The Guenevere novels(1999, 3 volumes) by Rosalind Miles
  • Hallowed Isle(1999 - 2000, 4 volumes) by Diana L. Paxon
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21世紀

  • <ふたりのアーサー (少年騎士アーサーの冒険)>シリーズ (Arthur-Saga, 2000 - 2004) ケビン・クロスリー=ホランド[和訳 57]
  • The Merlin Codex Trilogy (2001 - 2007) ロバート・ホールドストック
  • Corbenic by Catherine Fisher (2002)
  • Tales of King Arthur by Daniel and Ronne Randall, illustrated by Graham Howells. (2002)
  • Sword of the Rightful King (2003) and The Young Merlin Trilogy (2004) ジェイン・ヨーレン
  • The House of Pendragon series (2003 - 3007) by Debra A. Kemp
  • The Extraordinary Adventures of Alfred Kropp (2005) by Rick Yancey
  • The Sangreal Trilogy (2005 - 2007) by Amanda Hemingway (Jan Siegel)
  • アヴァロン・ハイ(Avalon High, 2006) メグ・キャボット[和訳 58]
  • Lords of Avalon Series (2006) by Kinley MacGregor (Sherrilyn Kenyon)
  • アーサー王ここに眠る(Here Lies Arthur, 2007) フィリップ・リーヴ[和訳 59]
  • Dracula vs. King Arthur (2007) By Adam Beranek, Christian Beranek and Chris Moreno
  • The Pendragon's Banner Trilogy (re-published UK 2007 & USA 2009) by Helen Hollick
  • Song of the Sparrow (2007) by Lisa Ann Sandell
  • Camelot Lost (2008) by Jessica Bonito (Jessica McHugh)
  • Sons of Avalon, Merlin's Prophecy by Dee Marie (2008)
  • The Last Pendragon Saga (2 volumes, 2010, 2011), Cold My Heart (2011) by Sarah Woodbury
  • The Book Of Mordred by Vivian Vande Velde
  • King Arthur Trilogy by M.K. Hume
  • Merlin Trilogy
  • The Return of Arthur series by Alan Fenton
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日本

ライトノベル

解説書・研究書

訳書

  • リチャード・バーバー英語版『アーサー王 その歴史と伝説』 髙宮利行訳、東京書籍、1983年
  • リチャード・キャヴェンディッシュ英語版『アーサー王伝説』 高市順一郎訳、晶文社、1983年
  • ジャン・フラピエフランス語版『アーサー王物語とクレティアン・ド・トロワ』 松村剛訳、朝日出版社
  • ジャン・フラピエ『聖杯の神話』 天沢退二郎訳、筑摩書房「筑摩叢書」、1990年
  • ローナン・コグランwikidata『図説 アーサー王伝説事典』 山本史郎訳、原書房、1996年
  • C・スコット・リトルトン英語版リンダ・A・マルカーフランス語版共著『アーサー王伝説の起源―スキタイからキャメロットへ』辺見葉子、吉田瑞穂訳、青土社、1996年
  • デヴィッド・ニコル英語版『アーサーとアングロサクソン戦争』、アンガス・マックブライド絵、佐藤俊之訳、オスプレイ・メン・アット・アームズ・シリーズ、新紀元社、2000年
  • クリストファー・スナイダー英語版『図説 アーサー王百科』 山本史郎訳、原書房, 2002年
  • マーティン・J・ドハティwikidata『図説 アーサー王と円卓の騎士 その歴史と伝説』 伊藤はるみ訳、原書房, 2017年
  • フィリップ・ヴァルテール『アーサー王神話大事典』 渡邉浩司・渡邉裕美子訳、原書房、2018年
  • ジョーゼフ・キャンベル『聖杯の神話 アーサー王神話の魔法と謎』 斎藤伸治訳、人文書院、2023年

日本人の著作

  • 青山吉信 『アーサー伝説―歴史とロマンスの交錯―』 岩波書店、1985年
  • 池上忠弘 『ガウェインとアーサー王伝説』 秀文インターナショナル、1988年
  • 江藤淳『漱石とアーサー王伝説 『薤露行』の比較文学的研究』講談社(講談社学術文庫)、1991年
  • 井村君江『アーサー王ロマンス』筑摩書房(ちくま文庫)、1992年
  • 加藤恭子『アーサー王伝説紀行 神秘の城を求めて』中央公論新社(中公新書)、1992年
  • 高宮利行『アーサー王伝説万華鏡』中央公論社、1995年
  • 田中仁彦『ケルト神話と中世騎士物語 「他界」への旅と冒険』中央公論新社(中公新書)、1995年
  • 井村君江『コーンウォール 妖精とアーサー王伝説の国』東京書籍、1997年
  • 横山安由美『中世アーサー王物語群におけるアリマタヤのヨセフ像の形成―フランスの聖杯物語』溪水社、2002年

日本語訳(脚注)

  1. 井辻朱美『マビノギオン―ケルト神話物語 シャーロット・ゲスト版』原書房、2003年。
  2. イアン・ツァイセック『図説 ケルト神話物語』山本史郎・山本泰子訳(原書房 1998年)
  3. 瀬谷幸男『ブリタニア列王史』南雲堂フェニックス、 2007年
  4. 瀬谷幸男『マーリンの生涯』南雲堂フェニックス、2009年
  5. 鈴木徹也「ウァース:「ブリュ物語」の“アルテュール王一代記”試訳」(1) - (8)『帝京大学短期大学紀要』 -2003年
  6. 新倉俊一、他『信仰と愛と フランス中世文学集1』 白水社、1990年
  7. 月村辰雄『十二の恋の物語 マリー・ド・フランスのレー』岩波文庫、1988年
  8. 菊池淑子 『クレティアン・ド・トロワ「獅子の騎士」 フランスのアーサー王物語』平凡社、1994年
  9. 新倉俊一、他「ランスロまたは荷車の騎士」『愛と剣と フランス中世文学集2』白水社、1991年
  10. 小澤昭夫「アイルハルト・フォン・オーベルク作「トリスタン物語」(前後編)、『北陸学院短期大学紀要』19-20、1987-88年
  11. 平尾浩三『湖の騎士ランツェレト』同学社、2010年
  12. 平尾浩三、他『ハルトマン作品集』郁文堂、1982年
  13. 中野節子『マビノギオン 中世ウェールズ幻想物語集』JULA出版局、2000年
  14. 天沢退二郎『聖杯の探索 作者不詳・中世フランス語散文物語』人文書院、1994年
  15. 新倉俊一、他「アーサー王の死」『奇跡と愛と フランス中世文学集4』白水社
  16. 石川敬三『トリスタンとイゾルデ』郁文堂、1976年
  17. 加倉井粛之、他『パルチヴァール』郁文堂 、1998年
  18. 大槻博『ブルート 十三世紀初頭に書かれた英国史』大阪教育図書、1997年
  19. 清水阿や『頭韻詩 アーサーの死』ドルフィンプレス、1986年
  20. 清水阿や『アーサーの死 八行連詩 全訳』ドルフィンプレス、1985年
  21. 清水阿や訳注『英和対訳 中世韻文アーサー物語 三篇』ドルフィンプレス、1994年
  22. 宮田武志『王子ガウェインと緑の騎士』大手前女子大学アングロ・ノルマン研究所、1979年
  23. 道行助弘『中世英国騎士物語 サー・ガーウェインと緑の騎士〔他一編〕』桐原書店、1986年
  24. 境田進『ガウェイン詩人全訳詩集』小川図書、1992年
  25. 瀬谷広一『ガウェーンと緑の騎士――ガーター勲位譚』木魂社、2002年
  26. 池上忠弘『サー・ガウェインと緑の騎士』専大センチュリー専修大学出版局、2009年
  27. 中世英国ロマンス研究会 訳『中世英国ロマンス集 第二集』篠崎書林、 1986
  28. 中世英国ロマンス研究会 訳『中世英国ロマンス集 第三集』篠崎書林、 1993[?]
  29. 厨川文夫&厨川圭子『アーサー王の死』ちくま文庫、1986年
  30. 井村君江『アーサー王物語』(1) - (5)、筑摩書房、2004-2007年
  31. 中島邦男『完訳アーサー王物語』(上・下)青山社、1995年
  32. 和田勇一、福田昇八『妖精の女王』2005
  33. 清水阿や『マーリンの誕生 または子の父親発見』ドルフィンプレス、1989年
  34. 西前美巳『対訳テニスン詩集』2003年
  35. 菅野徳助、奈倉次郎訳註『アーサー王物語』三省堂
  36. 清水阿や『全訳王の牧歌 十二巻』ドルフィンプレス、1999年
  37. 大久保博『中世騎士物語 騎士道の時代』角川文庫、1974年
  38. 野上弥生子『中世騎士物語』岩波文庫、初版1942年、改版1980年、ワイド版1991年
  39. 石井正之助『アーサー王と円卓の騎士』 (福音館古典童話シリーズ (8))、福音館書店、1972年
  40. 龍口直太郎『アーサー王宮廷のヤンキー』2000年(ほか、複数の日本語訳あり)
  41. 佐藤輝夫『トリスタン・イズー物語』岩波文庫、1953年
  42. 松本健太郎 『アーサー王の冒険』(学生社)
  43. 諏訪正「円卓の騎士」『声/怖るべき親たち ベスト・オブ・コクトー 』白水社、1993年
  44. 森下弓子『永遠の王 アーサー王の書』(上・下)創元推理文庫、1992年
  45. 上地ちづ子『王様の剣』講談社、1985年
  46. 中村妙子、西村徹『サルカンドラ かの忌わしき砦』筑摩書房、1987年
  47. 猪熊葉子『ともしびをかかげて』岩波少年文庫、2008年
  48. 山本史郎『落日の剣 真実のアーサー王の物語 上(若き戦士の物語)・下(王の苦悩と悲劇)』原書房、2002年
  49. 井辻朱美『トリスタンとイズー』沖積舎、1989年
  50. 山本史郎『アーサー王と円卓の騎士』『アーサー王と聖杯の物語』『アーサー王最後の戦い』原書房、2001年
  51. 武内孝夫『コーンウォールの聖杯』学習研究社、1972年 (改訂新版 2002年)
  52. 浅羽莢子『闇の戦い(1) 光の六つのしるし』1981年、『闇の戦い(2) みどりの妖婆』1981年、『闇の戦い(3) 灰色の王』1981年、『闇の戦い(4) 樹上の銀』1982年、いずれも評論社(改訂新版 2006年 - 2007年)
  53. 多賀谷悟・橋口保夫ほか「アーサー王と気高い騎士たちの行伝」『スタインベック全集 20』大阪教育図書、2001年
  54. 浅倉久志「キャメロット最後の守護者」『キャメロット最後の守護者』早川書房、1984年
  55. 岩原明子『アヴァロンの霧(1) 異教の女王』1988年、『アヴァロンの霧(2) 宗主の妃』1988年、『アヴァロンの霧(3) 牡鹿王』1988年、『アヴァロンの霧(4) 円卓の騎士』1989年、いずれもハヤカワ文庫
  56. 木原悦子『小説アーサー王物語 エクスカリバーの宝剣』(上・下)1997年、『小説アーサー王物語 神の敵アーサー』(上・下)1997年、『小説アーサー王物語 エクスカリバー最後の閃光』(上・下)1998年、いずれも原書房
  57. 亀井よし子『ふたりのアーサー(1) 予言の石』2002年、『ふたりのアーサー(2) 運命の十字』2002年、『ふたりのアーサー(3) 王の誕生』2005年、いずれもソニー・マガジンズ(のちに『少年騎士アーサーの冒険』に改題し角川文庫で再版、2004年 - 2005年)
  58. 代田亜香子『アヴァロン 恋の〈伝説学園〉へようこそ! 』理論社、2007年
  59. 井辻朱美『アーサー王ここに眠る』、東京創元社、2009年

脚注

参考文献

外部リンク

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