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アートコア
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概要
1990年代半ばに流行したドラムンベースのサブジャンル、インテリジェントの異称の1つとして「アンビエントドラムンベース」や「アートコア」があった[1][2]。当時の代表的なアーティストはLTJ BukemやFabio、Omni Trioなど[1][3]。当時のアートコアの特徴として、ジャングル由来の高速ドラムンベース、アンビエントやジャズなど多様なジャンルの要素、アンビエント的な浮遊感が挙げられている[1][4]。これらは4ヒーローなど多くのアーティストに影響を与えた一方で、「インテリジェント」という名称からくる排他的な印象から敬遠され、シーンから姿を消していった[1]。
対して音楽ゲームにおけるアートコアは、高速ドラムンベースと様々なジャンルのEDM、クラシック音楽、アコースティックなピアノや弦楽器などの融合、そして感傷的なメロディが特徴のジャンルである[5][6]。日本で単にアートコアという場合はこちらを指すことが多い。
ジャンルの源流としては2002年の『felys』(Onoken)が、名称としては2004年のbeatmania IIDX(10th style)に収録された『Narcissus At Oasis』(Ryu☆)が最初期にあたる[7]。その後、BEMANIシリーズやBMS等の音楽ゲームを中心とした同人音楽シーンにおいて独自の進化を遂げており、「日本の同人音楽発祥の電子音楽」という広義のJ-coreに含まれる[6]。
主なアーティスト
(音楽ゲーム発祥のアートコア)
- An (AcuticNotes)
- dj TAKA
- Feryquitous
- Laur
- Onoken
- Ryu☆
- sta
- sasakure.UK
- xi
- 削除/Sakuzyo
- ak+q
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ハードコア・パンクの用語として
上記とは全く別に、ハードコア・パンクにおけるコンセプチュアルなパフォーマンスを表す語として1980年代に用いられていた[8]。1986年に発刊されたアートコアの専門雑誌『Artcore』[9]はハードコア・パンクのバンド・レーベル・新人・ベテランに焦点を当ててパンク・ロック運動のグラフィック・デザインによる主張を紹介しており、1980年代のハードコア人気の中で重要な位置付けにあることを表現していた[8]。
脚注
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