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イストリア語
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イストリア語 (イストリアご)は 、アドリア海北部のイストリア半島西部の海岸部、とくにクロアチアのロヴィニ(クロアチア語: Rovinj,イタリア語: Rovigno)とヴォドニャン(クロアチア語: Vodnjan,イタリア語: Dignano)で話されるロマンス諸語のひとつである。

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分類
イストリア語はラディン語と関係のある、ロマンス諸語の一つである。イタリアの言語学者マッテオ・バルトリによれば、ラディン語が用いられる地域は西暦1000年までは拡大し、イストリア半島南部からフリウーリ、スイスの東部にまで広がったとされる[1]。
イストリア語には歴史上常に非常に限られた数の話者しかおらず、その特異性のためにイストリア語の分類は不明確なままであるが、次のような見方がある。
- ヴェネト語にもガロ・イタリア語にも属さない独立した北イタリア語とする(言語学者トゥッリオ・デ・マウロやマウリツィオ・ダルダーノの意見)。
- 北イタリアのヴェネト語と現在は消滅したダルマチア語の移行地域におけるひとつのバリエーションとする。
- イタロ・ダルマチア語のなかの独立した言語であるとする。
- 独立したロマンス語のひとつであるとする[2]。
イストリア半島がイタリア王国の領土であった時代、イストリア語は公的にはヴェネト語の下位方言であるとみなされていた[3] 。
なお、イストリア語話者が自らの言語をさして「イストリア語」と称したことはなく、もともとはイストリア語を話す6つの都市の名前にちなんで6つの呼称があった。「イストリア語」の呼び名は、19世紀のイタリアの言語学者グラツィアディオ・イサイア・アスコーリによって作られたものである。
現在話者はおよそ1000人で、消滅危機言語のひとつとなっている。
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例
要約
視点
例として、イタリア語との比較を以下で行う。
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脚注
関連項目
外部リンク
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