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イストリア語

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イストリア語
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イストリア語 (イストリアご)は 、アドリア海北部のイストリア半島西部の海岸部、とくにクロアチアロヴィニクロアチア語: Rovinj,イタリア語: Rovigno)とヴォドニャンクロアチア語: Vodnjan,イタリア語: Dignano)で話されるロマンス諸語のひとつである。

概要 イストリア語, 話される国 ...
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イストリア語の話される地域の変遷。1850年が緑、1900年が灰色、1950年が赤色で示されている。2000年にはロヴィニとヴォドニャンが残るのみである。
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分類

イストリア語はラディン語と関係のある、ロマンス諸語の一つである。イタリアの言語学者マッテオ・バルトリによれば、ラディン語が用いられる地域は西暦1000年までは拡大し、イストリア半島南部からフリウーリスイスの東部にまで広がったとされる[1]

イストリア語には歴史上常に非常に限られた数の話者しかおらず、その特異性のためにイストリア語の分類は不明確なままであるが、次のような見方がある。

イストリア半島がイタリア王国の領土であった時代、イストリア語は公的にはヴェネト語の下位方言であるとみなされていた[3]

なお、イストリア語話者が自らの言語をさして「イストリア語」と称したことはなく、もともとはイストリア語を話す6つの都市の名前にちなんで6つの呼称があった。「イストリア語」の呼び名は、19世紀のイタリアの言語学者グラツィアディオ・イサイア・アスコーリによって作られたものである。

現在話者はおよそ1000人で、消滅危機言語のひとつとなっている。

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要約
視点

例として、イタリア語との比較を以下で行う。

さらに見る イストリア語, イタリア語 ...
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脚注

関連項目

外部リンク

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