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イソノギク
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イソノギク(学名:Aster asagrayi[1])はキク科シオン属の多年生草本。


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下位分類(変種)
- イソノギク(狭義) A. asagrayi var. asagrayi 基準変種。
- ヨナクニイソノギク A. asagrayi var. walkeri 沖縄県与那国島に固有の変種で、茎葉に毛が密生する点で基準変種と区別される[2][3]。
いずれも環境省絶滅危惧IB類(EN)[4]、沖縄県絶滅危惧IA類(CR)[5]。
以下では基準変種のイソノギク(狭義)について記す。
特徴
高さ10–30 cm。茎は分枝し、斜上または地上を這う。花をつけない茎は短く、先にさじ型の根生葉をロゼット状につける。茎葉は互生し、へら型で無柄、やや多肉質で厚く、葉縁に毛が散生するが、葉の表裏は無毛。頭花は径25–35 mmで、白色~淡紫色の舌状花と黄色の管状花からなり、花茎の先端に単生または散房状につく。花はほぼ一年中みられるが、4–6月頃が多い[6][5][7][2][3][8]。
分布と生育環境
南西諸島固有種で、鹿児島県奄美大島、加計呂麻島、徳之島、沖永良部島、沖縄県恩納村に分布[5]。海岸の岩や断崖上に[6][2][3]コウライシバ、シマアザミ、ツワブキなどとともに生育[2]。生育地が限られ、観光客による踏みつけや園芸用の採集により減少[5][7]。
脚注
参考文献
外部リンク
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