トップQs
タイムライン
チャット
視点

イソノギク

ウィキペディアから

イソノギク
Remove ads

イソノギク(学名:Aster asagrayi[1])はキク科シオン属多年生草本

概要 イソノギク, 保全状況評価 ...
Thumb
万座毛のイソノギク(2025年3月 沖縄県恩納村)
Thumb
葉縁は毛が散生する(2025年2月 沖縄県恩納村)
Remove ads

下位分類(変種)

  • イソノギク(狭義) A. asagrayi var. asagrayi  基準変種。
  • ヨナクニイソノギク A. asagrayi var. walkeri  沖縄県与那国島に固有の変種で、茎葉に毛が密生する点で基準変種と区別される[2][3]

いずれも環境省絶滅危惧IB類(EN)[4]、沖縄県絶滅危惧IA類(CR)[5]

以下では基準変種のイソノギク(狭義)について記す。

特徴

高さ10–30 cm。茎は分枝し、斜上または地上を這う。花をつけない茎は短く、先にさじ型の根生葉をロゼット状につける。茎葉は互生し、へら型で無柄、やや多肉質で厚く、葉縁に毛が散生するが、葉の表裏は無毛。頭花は径25–35 mmで、白色~淡紫色の舌状花と黄色の管状花からなり、花茎の先端に単生または散房状につく。花はほぼ一年中みられるが、4–6月頃が多い[6][5][7][2][3][8]

分布と生育環境

南西諸島固有種で、鹿児島県奄美大島加計呂麻島徳之島沖永良部島沖縄県恩納村に分布[5]。海岸の岩や断崖上に[6][2][3]コウライシバ、シマアザミ、ツワブキなどとともに生育[2]。生育地が限られ、観光客による踏みつけや園芸用の採集により減少[5][7]

脚注

参考文献

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads