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インディアノーラ・ミシシッピ・シーズ

B.B.キングのアルバム ウィキペディアから

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インディアノーラ・ミシシッピ・シーズ』(Indianola Mississippi Seeds)は、アメリカ合衆国ブルース・ミュージシャン、B.B.キング1970年に発表したスタジオ・アルバム

概要 『インディアノーラ・ミシシッピ・シーズ』, B.B.キング の スタジオ・アルバム ...
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背景

キャロル・キングジョー・ウォルシュレオン・ラッセルといったロック・ミュージシャンがゲスト参加した[3]。冒頭の「ノーバディ・ラヴズ・ミー・バット・マイ・マザー」は、キングのピアノ弾き語りによる曲である[4]。「ハミングバード」は、ラッセルのソロ・アルバム『レオン・ラッセル』(1970年)が初出の曲で[5]、ラッセルは本作のヴァージョンにおいて、ピアノと指揮を担当している[1]

反響

アメリカの総合アルバム・チャートBillboard 200では、1970年11月28日に、前作『コンプリートリー・ウェル』を上回る26位を記録した[2]。一方、『ビルボード』のR&Bアルバム・チャートでは、前作に及ばず最高8位となった[6]

本作からの先行シングル「ハミングバード」は、1970年8月22日付のBillboard Hot 100で48位に達し[7]、『ビルボード』のR&Bシングル・チャートでは25位に達した[8]。その後「チェインズ・アンド・シングス」はHot 100で45位[7]、R&Bチャートで6位となり[9]、続く「アスク・ミー・ノー・クエスチョンズ」はHot 100で40位[7]、R&Bチャートで18位となった[10]

評価

本作のジャケットをデザインしたロバート・ロッカートと、写真を撮影したアイヴァン・ナギーは、第13回グラミー賞英語版で最優秀アルバム・カヴァー賞を受賞した[11]

Ron Wynnはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「レオン・ラッセル作の"Hummingbird"を、自分自身の曲であるかのように響かせただけでなく、キングがいかなる状況においてもブルース色を注入し、成果を挙げていることを示した」と評している[12]。また、Gary Von Terschは1970年12月24日付の『ローリング・ストーン』誌のレビューにおいて「よりメロディックなキャロル・キング、より打楽器的なレオン・ラッセルというピアニスト達の演奏が、特にエキサイティングだ」「B.B.は彼の天才的な仕事ぶりの理解者に囲まれて、このアルバムでは選曲からアレンジや音作りに至るまで、(彼の近年のアルバムで時折見られた問題点である)過剰さが排除された」と評している[4]

収録曲

特記なき楽曲はB.B.キング作。5.はインストゥルメンタル

  1. ノーバディ・ラヴズ・ミー・バット・マイ・マザー - Nobody Loves Me But My Mother – 1:27
  2. ユーアー・スティル・マイ・ウーマン - You're Still My Woman (B.B. King, Dave Clark) – 6:04
  3. アスク・ミー・ノー・クエスチョンズ - Ask Me No Questions – 3:08
  4. アンティル・アイム・デッド・アンド・コールド - Until I'm Dead and Cold – 4:45
  5. キングス・スペシャル - King's Special – 5:10
  6. エイント・ゴナ・ウォーリー・マイ・ライフ・エニモア - Ain't Gonna Worry My Life Anymore – 5:20
  7. チェインズ・アンド・シングス - Chains and Things (B.B. King, D. Clark) – 4:53
  8. ゴー・アンダーグラウンド - Go Underground (B.B. King, D. Clark) – 4:03
  9. ハミングバード - Hummingbird (Leon Russell) – 4:38
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参加ミュージシャン

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脚注

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