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インフィニット・デザイア

アル・ディ・メオラのアルバム ウィキペディアから

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インフィニット・デザイア』(原題:The Infinite Desire)は、アメリカ合衆国ギタリストアル・ディ・メオラ1998年に発表したスタジオ・アルバム

概要 『インフィニット・デザイア』, アル・ディ・メオラ の スタジオ・アルバム ...

背景

テラーク移籍第1弾アルバムに当たり[1][3]、ディ・メオラは2003年のインタビューにおいて、本作の作風を「作り込まれたレコード」と位置づけている[4]。大部分の曲でアコースティック・ギターとエレクトリック・ギターが併用されたが、「シェイキング・ザ・スピリッツ」、「イン・マイ・マザーズ・アイ(メモリー・オブ・テレサ)」、「インフィニット・デザイア」はアコースティック主体、「インヴェンション・オブ・ザ・モンスターズ」はエレクトリック主体の曲である[5]。また、本作ではローランドのVG-8が12曲中8曲で使用された[5]

「レース・ウィズ・ザ・デヴィル・オン・ターキッシュ・ハイウェイ」は、ディ・メオラ2作目のリーダー・アルバム『エレガント・ジプシー』収録曲「レース・ウィズ・デヴィル・オン・スパニッシュ・ハイウェイ」のリメイクで、スティーヴ・ヴァイがゲスト参加した[3]。タイトル曲にはイタリアの歌手ピーノ・ダニエレがゲスト参加しており、ディ・メオラはダニエレを「イタリアのミルトン・ナシメントまたはスティングと言っても過言でない」と称賛している[3]

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反響・評価

ビルボード』のコンテンポラリー・ジャズ・アルバム・チャートでは17位に達した[6]

リチャード・S・ギネルはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「ディ・メオラは最新のギターシンセサイザーサンプラーの力を借りて、『インフィニット・デザイア』を円熟味のある、詩的で、表現力に満ちた作品に仕上げた」と評している[7]。また、『CDジャーナル』のミニ・レビューでは「ワールド・ミュージックとコンテンポラリーなギター・サウンドを巧みに融合し、その世界はさらに深くなっている」と評されている[1]

収録曲

特記なき楽曲はアル・ディ・メオラ作曲。

  1. ビヨンド・ザ・ミラージュ - "Beyond the Mirage" - 7:19
  2. シェイキング・ザ・スピリッツ - "Shaking the Spirits" - 6:30
  3. ヴィッチーニ - "Vizzini" - 4:56
  4. イン・マイ・マザーズ・アイ(メモリー・オブ・テレサ) - "In My Mother's Eyes (Memory of Theresa)" - 4:41
  5. インフィニット・デザイア - "The Infinite Desire" (Al Di Meola, Pino Daniele) - 5:28
  6. インヴェンション・オブ・ザ・モンスターズ - "Invention of the Monsters" - 3:05
  7. イスタンブール - "Istanbul" - 8:01
  8. アズーラ - "Azzura" - 2:55
  9. ビッグ・スカイ・アズーラ - "Big Sky Azzura" - 6:06
  10. レース・ウィズ・ザ・デヴィル・オン・ターキッシュ・ハイウェイ - "Race with Devil on Turkish Highway" - 4:05
  11. ヴァレンティーナ - "Valentina" - 4:46
  12. インフィニット・デザイア(ヴォーカル・ヴァージョン) - "The Infinite Desire (Vocal)" (A. Di Meola, P. Daniele) - 5:26

参加ミュージシャン

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脚注

外部リンク

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