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イ文字 (Unicodeのブロック)

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イ文字(いもじ、英語: Yi Syllables)は、Unicodeの122個目のブロック

概要 範囲, 面 ...

解説

中華人民共和国雲南省などに居住する少数民族のイ族によって話される、チベット語ビルマ語などの近縁にあたるシナ・チベット語族チベット・ビルマ語派彝語を表記するための彝文字(イ文字/ロロ文字)を収録している。

イ文字は子音と母音が組み合わさった音節を一つの文字とする音節文字に分類される。書字方向ラテン文字などと同様に左から右への横書き(左横書き)である。ただし、かつては漢字などと同じく発音と意味を両方同時に表す表語文字であり、書字方向も右から左へ行を送る右縦書きであった。約物には日本語中国語などで用いられる句点(。)と読点(、)を用いる。原則分かち書きしない

符号位置の順序はおおむね伝統的なイ文字の順序に従っている。

Unicodeのバージョン1.0の時点から収録されていた。

収録文字

要約
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小分類

このブロックの小分類は「音節」(Syllables)、「音節繰り返し記号」(Syllable iteration mark)、の2つとなっている[1]。本ブロックでは、Unicodeのバージョン更新時の文字追加が隙間を埋める形で行われた影響で、同一の小分類に属する文字が飛び飛びの符号位置に割り当てられていることがある。

音節(Syllables

この小分類にはイ文字のうち、基本的な音節文字が収録されている。

音節繰り返し記号(Syllable iteration mark

この小分類にはイ文字のうち、前の音節を繰り返すことを表す、日本語における「」などと同様の機能を持つ繰り返し記号が収録されている。

文字コード

イ文字(Yi Syllables)[1]
Official Unicode Consortium code chart (PDF)
 0123456789ABCDEF
U+A00x ꀀ
U+A01x
U+A02x
U+A03x
U+A04x
U+A05x
U+A06x
U+A07x
U+A08x
U+A09x
U+A0Ax
U+A0Bx
U+A0Cx
U+A0Dx
U+A0Ex
U+A0Fx
U+A10x
U+A11x
U+A12x
U+A13x
U+A14x
U+A15x
U+A16x
U+A17x
U+A18x
U+A19x
U+A1Ax
U+A1Bx
U+A1Cx
U+A1Dx
U+A1Ex
U+A1Fx
U+A20x
U+A21x
U+A22x
U+A23x
U+A24x
U+A25x
U+A26x
U+A27x
U+A28x
U+A29x
U+A2Ax
U+A2Bx
U+A2Cx
U+A2Dx
U+A2Ex
U+A2Fx
U+A30x
U+A31x
U+A32x
U+A33x
U+A34x
U+A35x
U+A36x
U+A37x
U+A38x
U+A39x
U+A3Ax
U+A3Bx
U+A3Cx
U+A3Dx
U+A3Ex
U+A3Fx
U+A40x
U+A41x
U+A42x
U+A43x
U+A44x
U+A45x
U+A46x
U+A47x
U+A48x
注釈
1.^バージョン16.0時点
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履歴

以下の表に挙げられているUnicode関連のドキュメントには、このブロックの特定の文字を定義する目的とプロセスが記録されている。

さらに見る バージョン, コードポイント ...

出典

関連項目

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