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ウィグラム男爵
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ウィグラム男爵(英: Baron Wigram)は、イギリスの男爵、貴族、連合王国貴族爵位。国王秘書官のクライヴ・ウィグラムが1935年に叙位されたことに始まる。
なお、ウィグラム家が持つ爵位は男爵位以外ない。
歴史
軍人クライヴ・ウィグラムはジョージ王太子(のち国王ジョージ5世)の知遇を得て、長く国王秘書官補を務めた宮廷官僚である[1][2]。ウィグラムは晩年のジョージ5世、その子のエドワード8世の国王秘書官も務め、父王の最晩年にあたる1935年6月20日に連合王国貴族爵位の「バークシャー州クルーアーのウィグラム男爵(Baron Wigram, of Clewer in the County of Berkshire)」に叙せられた[1][3]。
息子の2代男爵ネヴィル(1915-2017)はジョージ5世の名誉小姓を務めている。官職としては、ニュージーランド総督付会計官やグロスターシャー副統監を務めた[1]。2代男爵は101歳と長命し、晩年には9人の孫、7人の曾孫をもった[4]。
その長男の3代男爵アンドリュー(1949-)が男爵家現当主である。彼も王室と縁があり、エディンバラ公(エリザベス2世王配)の特任侍従を務めた[1]。
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ウィグラム男爵(1935年)
- 初代ウィグラム男爵クライヴ・ウィグラム (1873–1960)
- 第2代ウィグラム男爵(ジョージ)・ネヴィル・クライヴ・ウィグラム (1915–2017)
- 第3代ウィグラム男爵アンドリュー・フランシス・クライヴ・ウィグラム (1949 - )
爵位の法定推定相続人は、現当主の息子ハリー・ウィグラム閣下(1977-)[1]。
脚注
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