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ウィタヤシリメティー科学技術大学院大学
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ウィタヤシリメティー科学技術大学院大学(ウィタヤシリメティーかがくぎじゅつだいがくいんだいがく、英:Vidyasirimedhi Institute of Science and Technology、略称VISTEC)は、タイのラヨーン県イノベーション特区(EECi)ワンチャンバレー[1]にある理工系の大学院大学である。「ウィタヤシリメティー」はタイ王国のシリントーン王女の名に由来する。タイ王室からの支援と米フォーチュン誌の世界企業トップ100社にランクインする唯一のタイ企業かつタイ最大の天然資源企業であるPTTの出資を受けている。タイにおける国際英語プログラムによる材料科学・エネルギー科学分野での先導的研究教育機関になること、および東南アジアにおけるトップレベルの研究機関になるという目標を掲げている。
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歴史
2015年タイ王国のシリントーン王女の名の下に、タイ最大の天然資源企業であるPTTとラヨーン県のパワー・オブ・イノベーション財団(PIN)の出資により設立された。大学設立プロジェクトには、当時のPTT総裁であったパイリン・チューチョーターウォン[2]が牽引し、VISTEC評議会初代議長を務めた。タイで新しい形の大学院大学として先端研究機関となり、イノベーションと起業家精神を育み、グローバルに活躍できる学生の育成を推進している。
専攻
- エネルギー科学工学専攻(ESE):化学工学(国際英語プログラム)修士・博士課程
- 分子科学工学専攻(MSE):材料科学・工学(国際英語プログラム)修士・博士課程
- 生体分子科学工学専攻(BSE):生体分子科学・工学(国際英語プログラム)修士・博士課程
- 情報科学技術専攻(IST):情報科学技術(国際英語プログラム)修士・博士課程
VISTECは、国際英語プログラムを提供し、学生には手厚い奨学金が支給され、5年間の博士課程中に、1年間を海外で過ごすことが奨励されている。大学院学生数は約300人程度であり、ネイチャー・インデックス・ランキング2020において、VISTECは自然科学の全分野における「優れた」研究でタイ国内第1位、ASEAN諸国では第4位(上位3大学はシンガポール)にランクされている。特に、化学分野ではタイ国内で2年連続第1位を獲得している[3]。また、同ランキング2018による「創立30年未満の世界最高の大学」のカテゴリーで12位の評価を受けている[4]。
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日本の学生交流協定校
脚注
関連項目
外部リンク
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