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ウィリアム・カット
アメリカの俳優兼ミュージシャン(1951年生まれ) ウィキペディアから
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ウィリアム・セオドア・カット(William Theodore Katt, 1951年2月16日 - )は、アメリカ合衆国では『アメリカン・ヒーロー』での主演が最も周知されている映画・TV俳優である。彼はまた、ホラー映画の名作『キャリー』において、呪われたプロムで主人公キャリー・ホワイト(Carrie White)の相手役を務めたトミー・ロス(Tommy Ross)を演じたことでも知られている。
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バイオグラフィー
要約
視点
来歴
カットはカリフォルニア州のロサンゼルスで、俳優のビル・ウィリアムズ(Bill Williams 本名:ハーマン・カット Hermann Katt)と女優のバーバラ・ヘール(Barbara Hale)の息子として誕生した。1981年2月16日に、彼はデボラ・ケイン(Deborah Kahne)と結婚して2人の息子、クレイトン・アレクサンダー(Clayton Alexander)、およびエマソン・ハンター(Emerson Hunter)をもうけたが、1986年に離婚した[1]。1993年にカットは、ダニエル・ハーシュ(Danielle Hirsch)と結婚して、継子アンドリュー(Andrew)と娘ダコタ(Dakota)を持つに至った。
経歴
カットは、俳優の仕事につく前にオレンジ・コースト大学(Orange Coast College)に通っていた。そしてサマー・ストック(Summer stock)への出演やTVでの小さな役柄を得るなどして、彼は俳優業をスタートさせた。彼の最早期の映画出演は1976年のブライアン・デ・パルマ監督の映画『キャリー』における運動選手トミー・ロスの役や、主演に抜擢された1977年の映画『ファースト・ラブ』と1979年の映画『新・明日に向って撃て!』(Butch and Sundance: The Early Days)でのサンダンス・キッドの役がある。また1978年には、ジョン・ミリアス監督のサーフィン映画『ビッグ・ウェンズデー』に彼はジャック・バーロウとしてジャン=マイケル・ヴィンセントやゲイリー・ビジーらと共演した。この役柄は彼をサーフィング・コミュニティでよく知らしめることとなり、2004年での年に一度のアソシエーション・オブ・サーフィング・プロフェッショナルズ世界選手権ツアー(ASP World Tour)の式典にてASP(Association of Surfing Professionals)賞の1つを彼が授与した際にはプロのサーファーの群衆から盛大な拍手が沸き起こった。
1977年の映画『スター・ウォーズ』で、ルーク・スカイウォーカー役を志望したカットがオーディションを受けている場面は多くのスター・ウォーズのドキュメンタリーで採り上げられている。主役はマーク・ハミルが勝ち取り、代わりにカットは同年の『ファースト・ラブ』に主演した。
1981年にカットは、ブロードウェイ・ミュージカルのコメディ『ピピン』の主役に抜擢され、この舞台は賛否両論の批評を受けたが、カナダ公演はCTVによって撮影され、カナダのみならずNHKなど世界のテレビ局で放映、後にソフト化された。しかし彼は、その年にTVシリーズ『アメリカン・ヒーロー』で、スーパーパワーを秘めたスーツを異星人から与えられた温厚な教師ラルフ・ヒンクリーという、自身の代表作とも言える役を得て、1983年に番組が打ち切りになるまで演じきった。このドラマの第一シーズンの後、番組と番組の主題歌のヒットを受けて、MCAレコードからBビリー・カット名義でアルバムを一枚リリースしている(日本ではウィリアム・カット名義で発売)。
『アメリカン・ヒーロー』終了後、1986年にカットは、カルトホラー/コメディ映画『ガバリン』に主演して、1992年の第3作『ガバリン3』では再び同じ役を演じている。また彼は、80年代後半にTV映画『新・弁護士ペリー・メイスン』(Perry Mason)に探偵のポール・ドレイクJr.の役で定期的に再登場した。この作品で彼は母親のバーバラ・ヘールと共演し、ヘールは旧作からの彼女の持ち役であるデラ・ストリート(Della Street)を再び演じた。そしてカットは、後期の脚本のいくつかを協同制作している。カットは1989年にTVシリーズ『トップ・オブ・ザ・ヒル』(Top of the Hill)で役を得て、その後1991年の短命に終わったシリーズ『グッド・スポーツ』に出演した。
カットはTVや映画へ脇役での出演を続けながら、映画監督、脚本家、声優業にも活動の幅を広げていった。近年では大衆向け娯楽作品へ復帰し、『アンドロメダ』や『ジャスティス・リーグ』(Justice League)への登場に加え自主映画として賞を受けた2006年の『ゲーマーズ』(Gamers)の他、2007年の『ザ・マン・フロム・アース』(The Man from Earth)、2008年の『AVH: エイリアンvs.ハンター』(AVH: Alien vs. Hunter)などに出演している。
カットは、『HEROES』シーズン3・第2話(エピソード36)"ザ・バタフライ・エフェクト"(The Butterfly Effect)に、アリ・ラーターの演じるトレイシー・ストラウス(Tracy Strauss)を調査する詮索好きなレポーターとして少し登場した。
また、オーストラリアのバンド"ザ・ウィリアム・カット・イクスペリエンス"(The William Katt Experience)は、カットからの感化を受けている。
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主な出演作品
映画
テレビシリーズ
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ディスコグラフィー
- Secret Smiles (1982年)
- 邦題「噂のアメリカンヒーロー」
出典
外部リンク
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