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ウェストオーストラリアン (競走馬)
イギリスの競走馬・種牡馬 (1850–1870) ウィキペディアから
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ウェストオーストラリアン(West Australian、1850年 - 1870年)は、イギリスの競走馬である。19世紀中ごろに活躍し、1853年に史上初となるイギリスクラシック三冠を達成した。ほかアスコットゴールドカップなどに勝利した。種牡馬としては失敗に終わったが直系子孫は残っている。
生涯
デビュー戦のクリテリオンステークスこそスピードザプロウの2着に敗れたが、次走グラスゴーステークスではスピードザプロウを破り雪辱した。ウェストオーストラリアンは抜群の勝負強さを持った馬で、特に馬体を合わせたときの勝負強さは目を見張るものがあった。そのため接戦が多かったが、2戦目以降一度も負けなかった。
3歳時は2000ギニー、エプソムダービー、セントレジャーステークスとも接戦ながら確実に勝利し、イギリスクラシック三冠を達成した。3歳時はこの3競走以外には単走しか出走していない。4歳時には当時古馬路線の最高峰であったアスコットゴールドカップもアタマ差で制し、2戦目からの10連勝で引退した。
引退後は種牡馬となったが、1歳上にストックウェルがいたこともあり成功はできなかった。代表産駒はオークスに勝ったサマーサイドである。他に不敗のバーカルダインを出したソロン、アメリカに輸出され種牡馬として成功したオーストラリアン等を出した。ソロンの直系子孫にハリーオン、オーストラリアンの直系子孫にマンノウォーがいる。
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競走成績
- 1852年(2戦1勝)
- グラスゴーステークス
- 1853年(5戦5勝)
- 1854年(4戦4勝)
- アスコットゴールドカップ、アスコットトリエニアルステークス
主な産駒
血統表
West Australianの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | マッチェム系 |
[§ 2] | ||
父 Melbourne 1834 黒鹿毛 |
父の父 Humphrey Clinker1822 鹿毛 |
Comus | Sorcerer | |
Houghton Lass | ||||
Clinkerina | Clinker | |||
Pewett | ||||
父の母 Cervantes Mare1825 鹿毛 |
Cervantes | Don Quixote | ||
Evelina | ||||
Golumpus Mare | Golumpus | |||
Paynator Mare | ||||
母 Mowerina 1843 鹿毛 |
Touchstone 1831 黒鹿毛 |
Camel | Whalebone | |
Selim Mare | ||||
Banter | Master Henry | |||
Boadicea | ||||
母の母 Emma1824 栗毛 |
Whisker | Waxy | ||
Penelope | ||||
Gibside Fairy | Hermes | |||
Vicissitude | ||||
母系(F-No.) | 7号族(FN:7-a) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | Waxy M4×M5, Penelope M4×M5, Trumpator S5×M5, Sir Peter S5×S5, Termagant S5×S5 | [§ 4] | ||
出典 |
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出典
外部リンク
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