ウェッデルアザラシ

ウェッデルアザラシ（Leptonychotes weddellii）^[2]は南極に住む、比較的大型かつ数の多いアザラシである。1820 年代にイギリスのアザラシ狩りの隊長ジェームズ・ウェッデル（英語版）が、現在ウェッデル海として知られる南極海の海域に向かった遠征中に発見され、命名された^[3]。この種は南極大陸近海に分布し、しばしば南極基地に隣接する定着氷環境に生息しているため、その生活誌は十分に記録されている^[4]。

ウェッデルアザラシ
保全状況評価
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota 界 : 動物界 Animalia 門 : 脊索動物門 Chordata 亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata 綱 : 哺乳綱 Mammalia 目 : 食肉目 Carnivora 亜目 : イヌ型亜目 Caniformia 下目 : クマ下目 Arctoidea 階級なし : 鰭脚類 Pinnipedia 科 : アザラシ科 Phocidae 属 : ウェッデルアザラシ属 Leptonychotes Gill, 1872 種 : ウェッデルアザラシ Leptonychotes weddellii
学名
Leptonychotes weddellii Lesson, 1826
和名
ウェッデルアザラシ[1]
ピンク色が分布域

特徴

体長はオス2.9m、メス3.3mほど。体重は400-450kg（季節変動あり）。食物は主として魚類である。^[5]