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ウギア

モーリタニアの通貨 ウィキペディアから

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ウギアアラビア語: أوقيةラテン文字転写:Ouguiya)は、モーリタニア通貨単位。ISOコードはMRO。補助通貨はクムス(خمس)で、1ウギア=5クムスである。

概要 ウギア, ISO 4217コード ...

歴史

モーリタニアは1960年フランスから独立したが、西アフリカ地域では関税同盟と共通通貨CFAフランを軸とする経済協力関係が敷かれることになった。モーリタニアも独立当初は他の旧フランス領西アフリカの国々と共にCFAフランを使用していた。

しかしこうした従来の関係が、欧州経済共同体(EEC)をモデルとした新たなものに改革されたことに反発し、1973年4月にCFAフラン圏から離脱。新たに独自通貨ウギアを導入した[3]2018年1月には、一桁切り下げるデノミネーションが行われた[4]

硬貨

1973年のウギア導入と同時に、1/5、1、5、10、20の各ウギア硬貨が発行された。このうち1/5ウギア硬貨をコウムと呼ぶが、同硬貨は1974年以降、発行されていない。

紙幣

1973年に100、200、1000ウギア紙幣が発行されたが、翌1974年に紙幣のデザインが一新された。1979年には新たに500ウギア紙幣が導入されている。

2004年に再び紙幣デザインの変更が行われ、通貨偽造防止対策が強化された。また同時に、2000ウギア紙幣の発行も始まっている。また2011年には5000ウギア紙幣の発行が開始された。

2018年にはデノミネーションにより新紙幣の発行が開始され、20、50、100、200、500、1000ウギアの各紙幣が発行された。これらの紙幣の材質はポリマーになっている。

脚注

関連項目

外部リンク

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