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ウズベク語訳聖書

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ウズベク語訳聖書(ウズベクごやくせいしょ)では、キリスト教聖書ウズベク語への翻訳を扱う。ウズベク語はアルタイ諸語チュルク語族カルルク語群に属する言語で、ウズベキスタン公用語である。書き言葉は古くはアラビア文字を使ったが、20世紀前半のソ連時代にキリル文字に代わり、1992年の独立以降はラテン文字を使うように決定されたが、キリル文字の使用は随所で続いている。

概要

聖書のウズベク語翻訳は1886年ロシア人により開始されて、1891年には四福音書の翻訳が完成した。

1917年、アラビア文字を用いたウズベク語で四福音書が出版されて、この時期には国際聖書協会の支部がタシュケントに設立されている[1]

ソ連時代にも、聖書のウズベク語翻訳は続いていた。

1991年のウズベキスタンの独立後、ウズベク語で「Parvus」と呼ばれている聖書協会が再設立されて、聖書協会世界連盟および聖書翻訳研究所の援助で、キリル文字を用いた現代ウズベク語への翻訳が行われた。2000年には、全聖書の大部分がキリル文字およびラテン文字で出版されている。2017年にこの旧・新約聖書全書が出版されて、6月1日にはタシュケントでそれを祝う集会がロシア正教の代表、その他の宗教界の代表も出席して行われた[2]

2010年にはエホバの証人が新約聖書を原典からキリル文字を使ったウズベク語で翻訳して、2017年には旧約聖書も原典から翻訳して、全聖書を「Муқаддас Китоб — Янги дунё таржимаси」として発表した。

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翻訳の例

さらに見る 翻訳書, ヨハネ 3:16 ...
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脚注

関連項目

外部リンク

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