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エジプト陸軍
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エジプト陸軍(エジプトりくぐん、アラビア語: القوات البرية المصرية、英語: Egyptian Ground Forces)は、エジプトの陸軍組織[1]。
概要
エジプト陸軍は1952年に創設された[1]。中東でも最大級の戦力を有する陸軍であり、2024年時点で現役31万名と予備役37万5千名で構成されている[2]。1952年のエジプト革命以来徴兵制を維持しており、国民は1年から3年の兵役義務を負うほか、その後最大9年間は技能維持訓練を受ける必要がある[2][3]。
建国直後はイギリス製の装備が主体だったが、エジプト革命後はソ連から一千両を超える戦車が供与されるなど東側製装備が中心となった[1][4]。しかし、1970年のガマール・アブドゥル=ナーセル大統領の死去と、1973年の第四次中東戦争を経て、エジプトは外交方針を親ソ連から親欧米に転換し、陸軍にも欧米製装備の導入が始まった[1][3]。現在は東側製と欧米製装備が混在しており、装甲車などでは国産装備も導入されている[1][2]。
編制

エジプト陸軍は中央・東部・北部・南部・西部の5個軍管区に分かれており、特にイスラエルと面する東部軍管区には2個軍が配備されている。
- 中央軍管区(ヘリオポリス)
- 東部軍管区
- 第2軍(イスマイリア)
- 第3軍(スエズ)
- 西部軍管区(マルサ・マトルーフ)
- 南部軍管区(アシュート)
- 北部軍管区(アレクサンドリア)
保有装備
現役
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脚注
関連項目
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