エリザベス・キャヴェンディッシュ (デヴォンシャー伯爵夫人)

デヴォンシャー伯爵夫人エリザベス・キャヴェンディッシュ（Elizabeth Cavendish, Countess of Devonshire, 1619年 - 1689年11月19日）は、清教徒革命（イングランド内戦）から王政復古期にかけてのイングランドの貴族女性。第3代デヴォンシャー伯爵ウィリアム・キャヴェンディッシュの妻。

エリザベス・キャヴェンディッシュ Elizabeth Cavendish
称号	デヴォンシャー伯爵夫人
出生	1619年
死去	1689年11月19日
埋葬	イングランド王国、ウェストミンスター寺院、ヘンリー7世礼拝堂（英語版）
配偶者	第3代デヴォンシャー伯爵ウィリアム・キャヴェンディッシュ
子女	ウィリアム チャールズ アン（英語版）
家名	セシル家
父親	第2代ソールズベリー伯爵ウィリアム・セシル
母親	キャサリン・ハワード（英語版）

生涯

第2代ソールズベリー伯爵ウィリアム・セシルとその妻でサフォーク伯トマス・ハワードの娘キャサリン・ハワード（英語版）との間に生まれた12人の子供のうちの一人だった^[1]。

1639年3月4日、エリザベスはデヴォンシャー伯爵と結婚した。夫妻には3人の子がいた。

• ウィリアム（1640年 - 1707年） - 第4代デヴォンシャー伯爵、初代デヴォンシャー公爵
• チャールズ（? - 1671年） - 未婚のまま1671年3月3日に死去。
• アン（英語版）（1650年頃 - 1703年^[2]） - 初めリッチ卿チャールズ（第4代ウォリック伯チャールズ・リッチ（英語版）の息子）と、次に1670年5月2日、第5代エクセター伯爵ジョン・セシルと結婚し、ジョンとの間に9人の子をもうけた。

彼らはエリザベス朝時代の邸宅チャッツワース・ハウスに住んだ。イングランド内戦の間、王党派のデヴォンシャー伯は家族を守るために国を離れ、その後バッキンガムシャーのラティマー（Latimer）にある彼の母の家に移り、チャッツワースに戻ったのは王政復古後のことだった^[3]。

エリザベスは70歳ほどで亡くなり、ウェストミンスター寺院のヘンリー7世礼拝堂（英語版）に埋葬された^[4] 。Pierre Lombartによる彼女の肖像画は、スコットランド国立肖像画美術館に所蔵されている^[5]。