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エーイオネウス

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エーイオネウス古希: Ἠιονεύς, Eioneus)は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してエイオネウスとも表記される。ラピテース族の王イクシーオーンと結婚した娘ディアーの父[1][2]ヒュギーヌスではデーイオネウス[3]

神話

アイスキュロスの現存しない悲劇『イクシーオーン』およびシケリアのディオドーロスが語る神話によると、エーイオネウスはディアーと結婚したイクシーオーンに殺されたという[1][2]。最初、エーイオネウスはイクシーオーンがディアーに求婚したさい、多くの結納を贈るという言葉を信じて結婚を認めた。ところが、イクシーオーンは結婚しても約束の結納を払わなかった[1][2]。そのためエーイオネウスはイクシーオーンの所有する馬群を差し押さえた。するとイクシーオーンは何でも要求を聞くと約束したうえでエーイオネウスを招き[2]、落とし穴を掘って薪を投げ入れて火を燃やし、エーイオネウスはイクシーオーンの館にやって来てその穴に落ちて死んだ[1][2]

その他の人物

脚注

参考文献

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