トップQs
タイムライン
チャット
視点
オレンジリーフ (補給艦・3代)
ウィキペディアから
Remove ads
オレンジリーフ(RFA Orangeleaf, A110)とは、イギリス海軍補助艦隊の給油艦である。この名を冠する艦としては3代目に相当する[1]。
オレンジリーフは、リーフ型給油艦の中で最後まで現役にあった艦である。
Remove ads
来歴
本船は、元々はジョン・ハドソン燃料海運株式会社(John Hudson Fuel and Shipping Ltd.:以下ジョン・ハドソン社)がキャメル・レアードに発注した4隻のSTaT 32型タンカーのうちの1隻である。1973年10月に、バークレイズ銀行より4,296,160ポンドの融資を受け、本船の建造契約が結ばれた[1]。
1975年2月12日、キャメル・レアードのバーケンヘッド造船所において進水しハドソン・プログレス(MV Hudson Progress)と命名され、 同年の7月には艤装が完了し、航行試験のためにキャメル・レアードの子会社であるムーンチェイス株式会社(Moonchase Ltd.)に移管された[1]。
しかし、翌1976年12月、発注元のジョン・ハドソン社とキャメル・レアードとの間で本船の所有権の差し押さえに同意し、ハドソン・プログレスは1979年6月にロイズ産業リーシング株式会社(Lloyds Industrial Leasing Ltd.)に売却された後、同年7月にはオスロのParley Augustsson社にリースされ、バルダー・ロンドン(MV Balder London)に改名された[1]。
1982年5月13日、バルダー・ロンドンはフォークランド紛争勃発に伴いイギリス海軍に徴用され、機動部隊への燃料輸送に従事した[1][2]。
1984年5月2日付でイギリス国防省とのチャーター契約が結ばれ(2001年に購入)、オレンジリーフに改名。改名後は給油艦としての洋上補給用設備やドライカーゴ搭載スペースの設置などの改修を受け、1986年5月2日に正式に艦隊に加わった[1]。
Remove ads
参考文献・サイト
関連項目
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads