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カギバガ上科
チョウ目(鱗翅目)の上科 ウィキペディアから
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カギバガ上科 (Drepanoidea) は、鱗翅目(チョウ目)に属する上科の一つ。カギバガ科が代表的な科であり、世界から600種以上が知られている[1][2]。日本からは70種近くが知られる[3][4]。
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分類
要約
視点
本上科はかつてシャクガ上科に含まれていたこともあるが[5]、後に解体された[3][6]。したがって、本上科の分類には歴史的な変遷があり、特にアゲハモドキガ科の位置は流動的である。ここではみっつの分類体系を紹介する。和名は特記のない限り、駒井 et al. (2011) に拠る。
本上科とシャクガ上科は分離されたものの形態的には近縁であることが示唆され、姉妹群として扱うことが多い[3][5][6]。近年の分子系統分析には両者の近縁性を否定するものもある[8]。
アゲハモドキガ科を本上科に含める分類体系も多いが[3][5][6]、近年の分子系統分析の結果を反映した分類ではシャクガ上科に含めることが多い[1][2][9]。
キンイロガ科およびニセシャチホコガ科は日本には分布しない[3][4]。ニセシャチホコガ科は1987年に記載されヤガ上科に分類されていた科だが[10]、最近の分子系統分析によってカギバガ科との近縁性が示唆され[8]、van Nieukerken et al. (2011) などでは本上科に配置されている[1][2]。
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ギャラリー
- Falcaria lacertinaria (カギバガ科カギバガ亜科)
- Cyclidia rectificata (カギバガ科オオカギバガ亜科)
- モントガリバ Thyatira batis (カギバガ科トガリバガ亜科)
- オナガアゲハモドキ Epicopeia mencia (アゲハモドキガ科)
- Axia margarita(キンイロガ科)
- Doa raspa(ニセシャチホコガ科)
外部リンク
脚注
参考文献
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