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カノ

ナイジェリアの都市 ウィキペディアから

カノ
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カノ: Kano, アジャミ文字英語版: كَنُواْ)はナイジェリアの都市である。カノ州の州都。 国際空港もあり各地と航路でも結ばれている。 2006年の人口は約216.3万人。

概要 カノ Kano كَنُواْ, 位置 ...
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歴史

ハウサ人が1000年頃に王国を建て、ハウサ諸王国のひとつカノ王国英語版として繁栄した。

12世紀頃より、ムスリム商人の活動にともなってイスラーム化が進んだと考えられる。 サハラ縦断貿易の要所であり、奴隷象牙などを扱う交易拠点として発展した。

15世紀に土で作られた城壁が拡張された。 城壁は現在も残されている。

1805年カノ首長国英語版が成立。

1809年、他のハウサ諸国と同じくフラニ帝国によって征服される。

19世紀より西欧の探検家が侵入するようになる。 19世紀末にはこの地で「カノ年代記」が編まれ、ハウサ諸王国の歴史を伝える貴重な史料となっている。

20世紀初頭よりイギリスによる植民地化が進んだ。

1912年、にはカノとラゴスを結ぶ鉄道が開通した。

1953年ヨルバ族イボ族の間でen:Kano riot of 1953が起こった。

1960年ナイジェリアイギリスから独立した。 カノは北部州に編入された。

1966年、カノなど北部の都市で、ハウサ・フラニ人イボ人に対する虐殺が行われ、数千人が犠牲となった。

1967年、北部の虐殺を受けて南東部でビアフラ共和国が建国しビアフラ戦争が始まった。 カノ州が新設され、カノは州都になった。

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地理

近隣の都市としては、約130キロ南西のザリア、200キロ西のグサウなどが挙げられる。ニジェールとの国境まで約100キロ程度であり、約200キロ北にニジェールのザンデール(ジンデル)が位置している。

カノは標高488mで、サヘル南部に広がるスーダンサバンナ英語版地域にあるジョス高原英語版の北側に位置する。カノ川とチャラワ川が合流するアデジャ川英語版付近に位置する。アデジャ川は東進してチャド湖に流れ込む。

気候

カノはケッペンの気候区分サバナ気候に属する。

さらに見る カノ (1981–2010)の気候, 月 ...

住民

経済

ナイジェリア北部の経済・文化における中心都市。

ピーナッツの生産、集散地として知られる。

交通

空港

鉄道

ラゴスまでの鉄道は、長らく荒廃して運行が停止されていたが2012年に再開されている[3]

道路

教育

街にはバイェロ大学英語版があり、ナイジェリア北部における教育の中心地でもある。

スポーツ

サッカー

カノをホームとするサッカークラブがある。

出身者

ギャラリー

関連項目

脚注

外部リンク

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