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カルミア属
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カルミア属とはツツジ科に属する植物の属。約7種があり、常緑の低木で高さは0.2-5 m 。北アメリカおよびキューバ原産。酸性の土壌で生育する。北アメリカの植物を収集したスウェーデンの植物学者ペール・カルム(Pehr Kalm)にちなみ命名された[1]。
和名は、セイヨウシャクナゲ、アメリカシャクナゲ。
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特徴
葉は披針形で長さ2-12 cmであり、茎に螺旋状につく。つぼみは突起があり金平糖状。花は白、ピンク、紫などで、10から50個の散房花序である。ツツジ属に似るがより平らで、星型の萼とつながった5枚の花弁がある。直径は1-3 cm 。果実は5つの丸い突出部のある蒴果で、開裂して多数の小さな種子を出す。
葉はグラヤノトキシンを含み有毒。特に羊が中毒しやすく、一部の種はLambkill(「羊殺し」)と呼ばれている。
観賞用に栽培される。カルミアは、さし木やつぎ木が難しいため、増やす場合はタネで増やす。秋に果実を収穫し、タネを取り出して、10月から12月に水ゴケなどに蒔く。翌春には発芽するので、秋には鉢上げできる[2]。
種
関連項目
- カルミア (豊橋駅ビル) - 豊橋市の市花がツツジであることから名付けられた駅ビル。
脚注
外部リンク
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