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カヴァキーニョ
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カヴァキーニョ(ポルトガル語:Cavaquinho)はブラジルを中心としたポルトガル語圏の音楽で使われる弦楽器。ブラジルのサンバやショーロ、カーボベルデのモルナなどで演奏される。カヴァコ(ポルトガル語:Cavaco)とも称される。
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概要
ポルトガルから渡ってきた移民たちが持ち込んだマチェーテもしくはブラギーニャという民族楽器を起源とする[1]。同様にポルトガルからハワイに渡ったものはウクレレに、インドネシアに渡ったものはクロンチョンに変化していった。本来の呼び名はカヴァコ(Cavaco)であるが、この楽器が小さいことから、指小辞の「nho(ンニョ)」を愛称としてつけて、カヴァキーニョと呼ばれるようになったといわれる[2]。
鉄弦・4弦で、標準的な調弦はD-G-B-D[3]もしくはD-G-B-E。パリェタと呼ばれるナイロン製の薄いピックで演奏される。
1980年代に、パゴーヂ(サンバの一形態)を演奏するフンド・ジ・キンタルというバンドのメンバーだったアルミール・ギネトが従来のカヴァキーニョの胴をバンジョーの胴に変えて演奏、これにより音量が大きくなった。現在はこれをバンジョー・カヴァコ、バンジョー・カヴァキーニョと呼んでいる。
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著名な演奏家
- パウリーニョ・ダ・ヴィオラ
- エンヒッキ・カゼス
- ワルヂール・アゼヴェード
- ルシアナ・ハベーロ
脚注
関連項目
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