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キキョウソウ
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キキョウソウ(桔梗草、学名: Triodanis perfoliata[3]、英名: Common Venus' looking-glass[4])は 北アメリカ・南アメリカに自生するキキョウ科の一年生植物。自生域はカナダからアルゼンチンにおよび、中国・韓国・オーストラリアに帰化している[5][6][7][8][9][10]。日本では明治中期に植物園で栽培されていた記録があり[11]、福島県以南に移入分布し[12]、道端や公園の空き地などに群生する。別名はダンダンキキョウ[4]。中国名は、穿葉異檐花[1]。
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特徴
北アメリカ原産の一年生の草本[11]。茎の高さは30 - 80センチメートル (cm) ほどになり、稜に毛がある[11]。葉は無柄で互生し、心形の基部で茎を抱く[11]。葉身は、幅6 - 25ミリメートル (mm) で鈍鋸歯を持つ貝殻形。葉の上面は無毛であるが、下面には毛があり、葉縁にもまばらに毛が生える[11]。
花期は初夏(5 - 8月)。葉腋に2、3個ずつ花をつけ、ほとんど花柄がない[11]。初めはつぼみのまま自家受粉する閉鎖花のみをつけるが、あとになって普通の花をつける[11]。普通花は車形花冠または鐘形花冠で青紫色。花冠は径15 - 18 mmで、5裂する[11]。萼片は5個、雄蕊5個、雌蕊1個[11]。閉鎖花の萼片は3個である[11]。
果実は小さな円筒形の蒴果を多く付ける[11]。果実の端部には萼片が残存し、熟すと中央に3個の穴が開き、子房の壁が蓋のようになって穴を被う[11]。種子は微小で径0.3 mm[11]。
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アメリカ先住民族による利用
脚注
参考文献
外部リンク
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