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キセロネマ属

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キセロネマ属
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キセロネマ属(キセロネマぞく、学:Xeronema)は、キセロネマ科の属の一つ。キセロネマ科は本属のみで構成される。クセロネマ属とも呼ばれる。

概要 キセロネマ属, 分類(APG植物分類体系) ...
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概要

ニュージーランド北島、フランス領ニューカレドニア島に自生する多年草である。花茎先端に密生する花糸は固く先端のは黄色~黒色になる。花序は穂状花序で花茎の色は花色と同じく赤色である。花の形状はブラシノキ属に似る。花被と雄蕊はともに鮮やか赤色で目立つが、花被の方が寿命が短く、花粉放出後も雄蕊はしばらく枯れずに残るのが特徴である。葉はアヤメ科に非常に似て薄い葉が幾重にも重なり、葉は剣先状。原産地では貧栄養の岩石砂漠等に自生している[1][2][3][4]

栽培方法

日本での流通は非常に稀で、よって栽培例も少ない。

名称について

属名Xeronemaの由来はラテン語のXero「乾燥した」+Nama「糸」の合成語である。乾燥地帯に自生し、花糸が目立つ花を付ける事にちなむ。

下位分類

キセロネマ属は2種類認められる。

  • キセロネマ・カリステモン

 (Xeronema callistemon

ニュージーランドの北島に自生する種。英名はプール・ナイト・リリー[5]

  • キセロネマ・モーレリー

 (Xeronema moorei

キセロネマ属のタイプ種で、仏領ニューカレドニア島と周辺の島嶼部に自生する種[6]

ギャラリー

出典

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