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キム・ロッシ・スチュアート

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キム・ロッシ・スチュアート
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キム・ロッシ・スチュアートKim Rossi Stuart, 1969年10月31日[1] - )は、イタリア俳優映画監督である。

概要 キム・ロッシ・スチュアート Kim Rossi Stuart, 生年月日 ...

人物

ローマ出身[1]。『愛のめぐりあい』、『ピノッキオ』、『家の鍵』、『野良犬たちの掟』、『ハートの問題』等、数多くの映画への出演で知られる。2005年公開の『気ままに生きて』で監督デビューを果たした(脚本・主演も兼任)。

現在までに、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞を一度、ナストロ・ダルジェント賞を三度、イタリア・ゴールデングローブ賞を二度、チャック・ドーロ賞を三度、フライアーノ賞を三度受賞している。

経歴

要約
視点

1969年10月31日、スコットランド系イタリア人俳優の父ジャコモ・ロッシ・スチュアート(Giacomo Rossi Stuart)と、ドイツ系およびオランダ系の元モデルの母クララ・ミュラー(Klara Müller)の間に生まれる。三人の姉妹がおり、妹のヴァレンティナは女優である。パートナーの女優イラリア・スパーダ(Ilaria Spada)との間に息子が一人いる[2][3]

映画

5歳から映画に出演し、1984年、14歳で初めてテレビシリーズの主演を務める。1987年公開の『カラテ・キッド』および翌年公開の続編『カラテ・キッド/激闘編』を経て、ランベルト・バーヴァ(Lamberto Bava)監督のファンタジー大作『Fantaghirò』シリーズによって広く知られるようになる。

1994年には『アパッショナート』と『Cuore cattivo』に相次いで出演し、いずれも高い評価を得る。続けて、ミケランジェロ・アントニオーニヴィム・ヴェンダースの共同監督によるオムニバス映画『愛のめぐりあい』(1995年)、スタンダールの同名小説を原作としたテレビ映画『赤と黒』(1998年)等、数多くの映画やテレビドラマに出演して人気を博し、2002年公開のロベルト・ベニーニ監督作『ピノッキオ』ではルシーニョロ役を演じる。

その後、ジャンニ・アメリオ監督作『家の鍵』(2004年)でイタリア・ゴールデングローブ主演男優賞、ミケーレ・プラチド監督作『野良犬たちの掟』(2005年)でナストロ・ダルジェント主演男優賞を受賞し、俳優としての地位を不動のものとする。

2007年には初監督作品『気ままに生きて』がカンヌ国際映画祭で上映され、同作によりダヴィッド・ディ・ドナテッロ新人監督賞を受賞する。

2009年公開のフランチェスカ・アルキブージ監督作『ハートの問題』ではアントニオ・アルバネーゼ(Antonio Albanese)とともにダヴィッド・ディ・ドナテッロ主演男優賞およびナストロ・ダルジェント主演男優賞にノミネートされ、再びミケーレ・プラチドとタッグを組んだ『Vallanzasca - Gli angeli del male』(2011年公開)では実在のマフィアを演じてナストロ・ダルジェント主演男優賞を受賞した。

その後の出演作としては、ダニエーレ・ルケッティ(Daniele Luchetti)監督作『ハッピー・イヤーズ』(2013年)、タヴィアーニ兄弟監督作『素晴らしきボッカッチョ』(2015年)などがある。2016年には11年ぶりの監督作品となる『Tommaso』が公開された(兼脚本・主演)。

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ジョルジョ・ナポリターノ大統領(左)からヴィットリオ・デ・シーカ賞を授与されるキム・ロッシ・スチュアート(2006年)

舞台

1987年ミラノのピッコロ座にてアンドレ・ジッド作『フィロクテート』に出演し、舞台デビューを飾る。1996年にはエリック=エマニュエル・シュミット作『訪問者』イタリア語版の初演に出演する。その他、『リア王』(1994年)、『ハムレット』(1998-99年)、『マクベス』(2000年)等に出演している。

出版

2019年1月24日、短編小説集『Le Guarigioni』を出版し、小説家としてデビューした[4]

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フィルモグラフィー

要約
視点

映画

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テレビ

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主な受賞

脚注

外部リンク

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