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キューバの行政区画
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キューバの地方行政地域は15の州(Provincia)と「青年の島」(旧ピノス島)の1特別自治体に区分されており、更に州の内部には168の自治体(Municipio)が存在している。なお、現在の区分は、キューバの独立戦争期に、スペイン軍が軍事上の危険区域を分離すべく用いていた地域区分に類似しているとされている。
キューバは中央集権的な政治体制を採用しており、各州・地方自治体が有する自治権は限定的である。各州には州議会が存在するが、その構成員は住民から間接的に選出される。住民はまず、次に、議会は執行委員会の委員を選出し、その委員は各州に5つ存在する地域議会を構成する。そして、地域議会は執行委員会の委員を選出し、その委員が結集することで州議会が構成される。州議会にも執行委員会は存在し、執行委員会は各段階で議会が有する行政機能の監督を行なっている。なお、特別自治体である「青年の島」のみは、島で一つの自治体を成しており、地方自治関連の諸問題において直接中央政府の監督を受けている。

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歴史
要約
視点
1976年まで


1827年、当時キューバを支配していたスペインによって設置された3つの区域が始まりとされる。
- 中央(Central)
- 西部(Occidental)
- 東部(Oriental)
その後この区分は1878年までに6つの州(Provincia)となり、独立とキューバ革命後となる1976年の新憲法まで使用された。
1976年 - 2010年

1976年の新憲法施行後は14の州(Provincia)と特別自治体であるピノス島(現在の青年の島)に区分された。また、それまでラ・アバーナ州(ハバナ州)に所属していた首都ラ・アバーナ(ハバナ)が分離し、単独の構成体となったのもこの時である。
2010年にラ・アバーナ州(ハバナ州)は解体され、アルテミサ州とマヤベケ州に分割された。
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下位行政区画

各州には168の基礎自治体(Municipio)が所属している。
→「キューバの基礎自治体」を参照
→「キューバの都市の一覧」も参照
脚注
関連項目
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