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キージ宮殿
ローマにある宮殿 ウィキペディアから
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キージ宮殿(イタリア語 : Palazzo Chigi)は、イタリア・ローマにあるパラッツォ(宮殿)。イタリアの閣僚評議会議長(首相)官邸として使われている。
概要
宮殿はコロンナ広場やコルソ通りに隣接している。アルドブランディーニ家のために1562年にジャコモ・デッラ・ポルタが作り始め、1580年にカルロ・マデルノが完成させた。1659年にはキージ家が購入し、[1] その後フェリーチェ・デッラ・グレーカとジョヴァン・バッティスタ・コンティーニが改築した。 5階建ての建築物で広い階段と噴水のある内庭、大きな書庫がある。[2]

1878年に在イタリアオーストリア=ハンガリー帝国大使の住居となり、1916年に国有化された。その後は植民地大臣や外務大臣の住居となったのち、1961年からは閣僚評議会に使われるようになった。

キージ書庫は数千もの様々な写本があり、かつてキージ家出身のアレクサンデル7世の個人書庫でもあった。それゆえ、ベネディクトゥス15世の代より、バチカンはこの書庫を手に入れようとしたが資金不足であった。 そこで、ピウス11世はピエトロ・タッキ・ヴェントゥーリをベニート・ムッソリーニのもとに派遣し、書庫をバチカンへ無償譲渡することに成功させた。
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関連する建築物
- マダーマ宮殿 - イタリア元老院議事堂
- モンテチトーリオ宮殿 - イタリア代議院議事堂
- クイリナーレ宮殿 - イタリア共和国大統領官邸
- コンスルタ宮殿 - イタリア憲法裁判所(最高裁判所)
脚注
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