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ポッサム
双前歯目クスクス亜目に属する動物の総称 ウィキペディアから
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ポッサム(Possum)は、オーストラリア区のオーストラリア、ニューギニア島、スラウェシ島に生息する小型ないし中型の樹上有袋類。また、ニュージーランドへポッサムの一種であるフクロギツネが移入された。分類学的には双前歯目クスクス型亜目(Phalangeriformes)の複数の科にまたがっており、厳密な定義はない[3]。
名称はアメリカ大陸に住むオポッサム(アルゴンキン語に由来)から来ている。これらはしばしば混同され、オーストラリアではポッサムのことをオポッサムということがあり、北米ではキタオポッサムのことをポッサムということがある。しかし、オポッサムは分類学的にはオポッサム目オポッサム科で、同じ有袋類であるという以上には近縁ではない。
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生態と形態
ポッサムは、夜行性で日中は木の洞などに作った巣に隠れている。単独か、つがいとその子供で生活する。生態系的には北半球におけるリスに類似するとされる。後肢の指は親指と他の指が対向し木の枝をつかむことが出来る。また、人差し指と中指はくっついていて一本の指のように見える。雌雄の差が少なく外見からは区別が難しい。
主なポッサム
クスクス型亜目には6科があるが、その全てにポッサムと呼ばれる種がおり、あわせて約30種になる。
- クスクス科 Phalangeridae
- リングテイル科 Pseudocheiridae
- ブーラミス科 Burramyidae
- フクロミツスイ科 Tarsipedidae
- フクロモモンガ科 Petauridae
- 背中の縞模様が特徴的なフクロシマリス (Striped Possum、Dactylopsila trivirgata)、絶滅が危惧されているフクロモモンガダマシ Leadbeater's Possum、Gymnobelideus leadbeateri) を含む科。雑食性で昆虫や果実、樹液を餌にする。
- チビフクロモモンガ科 Acrobatidae
- ニセフクロモモンガ (Feather-tailed Possum、Distoechurus pennatus) が属する。
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参考文献
関連項目
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