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クズル
ロシアの都市 ウィキペディアから
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クズル(トゥヴァ語: Кызы́л, ラテン文字転写: Kyzyl IPA: [qɤ̀zɤɫ])またはクィズィール(ロシア語: Кызы́л, ラテン文字転写: Kyzyl ロシア語発音: [kɨˈzɨl])は、ロシア連邦のトゥヴァ共和国の首都。人口は12万5241人(2021年)[1]。クズルとは、他の多くのテュルク諸語同様にトゥバ語で「赤」という意味である。
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地理
クズルの北緯51度43分29秒 東経94度26分37秒にはロシア語、トゥバ語、英語でそれぞれ「アジアの中心」(ロシア語: Центр Азии, トゥバ語: Азиянын төвү, 英語: THE CENTRE OF ASIA)と刻まれたモニュメントがソ連時代[2]の1964年から建っており(2014年に新しいオベリスクが建てられた)、より到達不能極に近い北緯43度40分52秒 東経87度19分52秒に類似のモニュメント[3][4]が建つ中華人民共和国新疆ウイグル自治区のウルムチとともにアジア大陸の地理的中心に位置すると自称している。

クズルではエニセイ川が横切るようにして流れている。発展しているのはエニセイ川の南側の川沿いであり、エニセイ川の2つの源流であるビー=ヘム川(トゥヴァ語: Бий-Хем, ラテン文字転写: Bii-Khem; 露: Большой Енисей ボリショイ・エニセイ川/大エニセイ川)とカー=ヘム川(トゥヴァ語: Каа-Хем, ラテン文字転写: Kaa-Khem; 露: Малый Енисей マールイ・エニセイ川/小エニセイ川)が出会う場所が最も発展している。ここの堤防の上には1964年に建てられたモニュメントがある。
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気候
要約
視点
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歴史


クズルは1914年にベロツァルスク(ロシア語: Белоца́рск, ラテン文字転写: Belotsarsk)として誕生した。1918年にはヘム・ベルドィル(ロシア語: Хем-Белдыр, ラテン文字転写: Khem-Beldir)と改称され、1926年に現在のクズルとなった。
クズルにまつわるエピソード
晩年のアメリカの物理学者 リチャード・P・ファインマンは、一風変わった地名であるこの地に行こうと何年にもわたって交渉を重ねていた。このエピソードは『ファインマンさん最後の冒険』に記されている。
音楽
1990年1月から、市の大人と子供のための民間伝承と民族学的アンサンブル「Oktay」(ギリシャ語の「oktoih」-osmoglasnik、8つの声に分かれたテキストを持つ教会の本から)が存在した。 Maly Yenisei川の上流に住むロシアのロシアの古い信者、トゥヴァ人の民間伝承、ロシアの民謡がアンサンブルによって演奏される[7]。
交通
- クズル空港(キジル空港)
脚注
外部リンク
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