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クチナシ属

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クチナシ属
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クチナシ属(クチナシぞく、学名:Gardenia)は、アカネ科の植物のであり、アフリカ、南アジア、オーストラリアおよびオセアニアの熱帯および亜熱帯の地域に自生している。

概要 クチナシ属, 分類(APG IV) ...

属名は、スコットランド生まれのアメリカ博物学者であるアレキサンダー・ガーデン (1730-1791)にちなんでカール・リンネジョン・エリスが名付けた[3]

常緑低木で、1-15メートルに成長する。は対生または三輪生、四輪生であり、長さ5-50センチメートル、幅3-25センチメートルである。濃い緑色で革状の質感と光沢がある。花は 直径5-12センチメートルで、5-12弁で基部は筒状の花冠を付ける。色は、白または淡黄色で、単独あるいは小さな房状に咲く。春半ば頃から真夏にかけて咲き、多くの種で強く香りを放つ。

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利用

本属の種のうちタイインドネシアインドに生育する特定のものはインドで「ガーデニア」、判子業界で「アカネ」、木材業界では「シャムツゲ」や「本ツゲ」と呼ばれ、日本産のツゲ科ツゲとは材の色合いや挽いた感触がほぼ同じで区別がつきにくい[4]が、両者の分類学的な関連性は強くない。材の色は黄色で、年輪が目立たず肌目の緻密な木目であり、細かい彫りが可能であることから判子、重さがあって強いことからそろばんの玉に用いられる[4]

主な種

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画像

脚注

関連項目

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