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クラウデッド・ルーム
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『クラウデッド・ルーム』(The Crowded Room)は、アキヴァ・ゴールズマンによって創作されたアメリカの心理スリラー・テレビドラマ・ミニシリーズである。ダニエル・キースのノンフィクション書籍『24人のビリー・ミリガン』に着想を得ている。トム・ホランド、アマンダ・サイフリッド、サッシャ・レイン、ウィル・チェイス、リオル・ラズ、エミー・ロッサムがメインキャストを務める[1]。
シリーズは1979年のニューヨーク市で起きた乱射事件で逮捕されたダニー・サリバンを描く。ダニーは心理学者のライア・グッドウィンにカウンセリングを受け、事件につながる彼の人生の秘密が次第に明らかにされる。
『クラウデッド・ルーム』は2023年6月9日にApple TV+で3話が配信されたのち、残りの7話が毎週1話ずつ配信された。
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キャスト
※括弧内は日本語吹替
メイン
ゲスト
- 少年時代のダニー・サリバン: Zachary Golinger
- ジョニー: Levon Hawke(バトリ勝悟) - ダニーの高校時代の友人。
- マイク: Sam Vartholomeos(増田俊樹) - ダニーの高校時代の友人。
- アナベル: エマ・レアード - ダニーの高校の転校生。
- イーデン: Nuala Cleary - アナベルの友人。
- マティ・ダン: トーマス・サドスキー - 刑事
- ジャック・ラム: ジェイソン・アイザックス - ダニーの父の仕事仲間でロンドンの旅行代理店の経営者
- スタン・カミサ: クリストファー・アボット(内田夕夜) - 弁護士
- スージー: Laila Robins - ライアの母
- Doug: Henry Eikenberry
- フィリップ: Henry Zaga - ライアの前夫
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あらすじ
身元不明の青年がニューヨーク市内で複数の被害者を出す乱射事件を起こして逮捕される。共犯の女性は見つからず青年は供述を拒否して捜査は行き詰まる。マティ刑事の知己の心理学者ライアが青年と面会しその名前ダニーおよび身元を割り出す。大学での地位のために症例研究を必要としていたライアはダニーと面会を重ね、多重人格障害を疑う。ダニーは共犯の女性アリアナ、下宿の家主イツァク、父の友人のイギリス人ジャックなどとの関係をライアに語る。ライアは彼らがダニーの別人格だと考え、ダニーを無罪として病院に入れ治療しようとするも、消されたくない他人格たちはこれを妨害する。多重人格の原因は継父マーリンによる幼少時の性的虐待であり、ダニーの双子のアダムが被害者であると示唆される。ダニーはライアとの会話で次第に別人格の存在を認め、人格統合への道を歩み出す。だが多重人格は学界ではいまだ認められず、弁護士のスタンは乱射ではなくマーリンに絞った加重暴行として減刑を得ようとするが、マーリンは自分の虐待の露見を恐れて妨害する。裁判が始まり、スタンは多重人格を主張し、原因として幼児の性的虐待を立証しようとするが、高名な心理学者も、マーリンの影響下にあるダニーの母キャンディも、これを否定する証言を行う。劣勢となったスタンとライアはダニー自身を証言台に立たせ、性的虐待を受けたはずの双子のアダムは、ダニーが作り出した架空の人格であるという真実を突きつけて、ジャックからダニーへの人格交代を陪審員に見せる。ダニーは心神喪失で無罪となり、刑務所ではなく病院に送られる。2年後、人格を統合したダニーは母とライアに再会する。
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エピソード
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制作
本作の企画構想は1990年代からあり、ジェームズ・キャメロンが脚本を書き自ら監督もする予定であったが頓挫した。その後目立った動きがなかったが、2015年にはレオナルド・ディカプリオが映画のプロデュースおよびビリー・ミリガン役を務めると報道された[7]。
その後、映画からテレビドラマに媒体が変更され、『24人のビリー・ミリガン』を原案としてアキヴァ・ゴールズマンが脚本を執筆し、2023年にトム・ホランド主演でApple TV+にて配信された[8][9]。ドラマ化にあたり、主人公の名前や逮捕の切っ掛けとなった事件の詳細など、いくつかの点に大幅な脚色が加えられている。
脚注
外部リンク
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