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クリストフ・ガルティエ
フランスのサッカー選手・監督 ウィキペディアから
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クリストフ・ガルティエ(Christophe Galtier、1966年8月23日 - )は、フランス・マルセイユ出身の元サッカー選手、現サッカー指導者。現役時代のポジションはDF。
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選手経歴
クラブ
マルセイユに生まれ、ジャン・ティガナやエリック・カントナを輩出したSOカイヨワでキャリアをスタートさせると[1]、1982年にオリンピック・マルセイユの下部組織へと引き抜かれた。1985年7月30日、リーグ・アンのスタッド・ブレスト29戦でトップチームデビューを果たした。デビュー後すぐにレギュラーに定着し、在籍2シーズン連続でクープ・ドゥ・フランス決勝進出などに貢献した。マルセイユ退団後はリーグ・アンやリーグ・ドゥに所属するクラブを転々とし、1995年には当時リーグ・ドゥに在籍し、低迷した古巣マルセイユに帰還。加入したシーズンでクラブをリーグ・アン復帰に導いた。
1997年には自身初の海外移籍でセリエBのACモンツァに1シーズンのみ在籍。1999年、32歳にして中国の遼寧宏運足球倶楽部で現役から身を退いた。
代表
1988年、エリック・カントナやローラン・ブランといったメンバーと共にU-21フランス代表としてUEFA U-21欧州選手権1988に出場し、優勝を経験した[2]。
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指導者経歴
要約
視点
現役引退後すぐに指導者として活動し始め、2005年よりアラン・ペランのアシスタントコーチとしてポーツマスFCやFCソショー=モンベリアル、オリンピック・リヨンで指導にあたった[3]。
2009年12月、ペランの後任としてアシスタントコーチからASサンテティエンヌの監督に就任した[4]。引き継いだ時点でサンテティエンヌはリーグ降格圏に沈んでいたが、ガルティエはリーグ17位にクラブを押し上げ、サンテティエンヌをリーグ・アンに残留させた。2010-11シーズン、ディミトリ・パイェやブレーズ・マテュイディをチームの中核に据え、冬前にリーグ首位に立つ快挙を挙げたことでクラブと2014年まで契約を延長した。2012-13シーズン、国内からベテランを補強すると共にピエール=エメリク・オーバメヤンなどの若手選手を融合させてチームを構成し[5]、リーグ戦は5位フィニッシュでUEFAヨーロッパリーグ出場権獲得を、クープ・ドゥ・フランスでは決勝でリールOSCを破ってクラブに実に32年ぶりとなるタイトルをもたらした[6]。
2017年5月9日、双方合意のもとでサンテティエンヌの監督から退任した[7]。
リール
2017年12月22日、リーグ18位に位置していたLOSCリールの監督に招聘された[8]。このシーズンは勝ち点差1でクラブを残留に導き、翌シーズンはリーグ準優勝を果たし、7シーズンぶりにクラブをUEFAチャンピオンズリーグ出場に導いた[9]。
2020-21シーズン、ジョナサン・デイヴィッドやレナト・サンチェス、マイク・メニャンらの才能を開花させ、リールの10年ぶり、通算4度目のリーグ・アン優勝を達成した[10]。シーズン終了後には自身3度目となるリーグ年間最優秀監督に選出されたが、リーグ優勝が決定した2日後に「ここでのことはもうやりきった」と言葉を残して監督から退任した[11]。
ニース
2021年6月28日、OGCニースの監督に就任[12]。ここでもリーグ5位とクープ・ドゥ・フランス準優勝という成果を挙げたが、翌年6月27日に辞任した[13]。
パリ・サンジェルマン
2022年7月5日、マウリシオ・ポチェッティーノの後任としてパリ・サンジェルマンFCの監督に就任し、2年契約を交わした[14]。入団会見では、「規律を重んじる、選手よりもチームを最優先に、妥協はなし」と語った[15]。2023年7月5日、パリ・サンジェルマンの監督退任が発表された[16]。
アル・ドゥハイル
2023年10月12日、解任されたエルナン・クレスポの後任としてカタール・スターズリーグのアル・ドゥハイルSC監督に就任[17]。
2025年5月28日、アル・ドゥハイル監督退任が発表された[18]。
ネオムSC
2025年7月5日、サウジ・プロフェッショナルリーグに昇格したネオムSCの監督に就任した[19][20]。
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監督成績
タイトル
個人
- リーグ・アン年間最優秀監督賞 : 3回
- 2012-13, 2018-19, 2020-21
監督
- サンテティエンヌ
- クープ・ドゥ・フランス : 1回 (2012-13)
- リール
- リーグ・アン : 1回 (2020-21)
- パリ・サンジェルマン
- トロフェ・デ・シャンピオン : 1回 (2022)
脚注
外部リンク
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