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クローン・ヴェノスタ
コムーネ ウィキペディアから
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クローン・ヴェノスタ(伊: Curon Venosta ; 独: Graun im Vinschgau グラウン・イム・フィンシュガウ)は、イタリア共和国トレンティーノ=アルト・アディジェ州ボルツァーノ自治県にある、人口約2,400人の基礎自治体(コムーネ)。
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地理
位置・広がり
ボルツァーノ自治県西部、ヴァル・ヴェノスタ(ヴィンシュガウ谷)の最も奥に位置する。北にオーストリア、西にスイスと国境を接しており、オーストリアとの間にはレッシェン峠(レージア峠)が通っている。
隣接コムーネ
隣接するコムーネは以下の通り。括弧内のAT-7は、オーストリア・チロル州所属、CH-GRはスイス・グラウビュンデン州所属を示す。
- w:Nauders (AT-7) - 北
- w:Pfunds (AT-7) - 北東
- w:Kaunertal (AT-7) - 北東
- ゼルデン (AT-7) - 東
- マッレス・ヴェノスタ - 南
- シュクオル (CH-GR) - 西
- w:Valsot (CH-GR) - 北西
地勢
町域には、水力発電のために谷を堰き止めて作られた人工湖レージア湖がある。

主要な集落
もともとのクローンの集落は、1950年7月にダム湖が拡張された際に水没し、現在の集落はその湖畔に新たに建設されたものである。半ば水没した鐘楼は町のランドマークとなっており、コムーネの紋章にも描かれている。
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歴史
紀元前15年、ケルト人が暮らしていたヴァル・ヴェノスタ一帯は、ローマ帝国に組み込まれた。ローマ人たちはレージア峠でアルプスを越えるクラウディア・アウグスタ街道を築いた。この街道は中世にも大きな役割を持ち、「上の道」(Oberer Weg / Via Superiore)、「スワビア街道」(Schwabenweg / Via di Svevia)などの名で呼ばれた。
この地のキリスト教化は、450年にクールから来た宣教師によって行われた。1348年の黒死病の大流行により人口が激減したこの谷筋には、ドイツ語を話す人々が移り住んだ。
住民
言語
2011年に行われた、住民がドイツ語・イタリア語・ラディン語のいずれの「言語集団」に属するかの調査によれば(ボルツァーノ自治県#言語集団調査参照)、住民の約97%がドイツ語話者である[4]。
脚注
外部リンク
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