グリーゼ163c

グリーゼ163c(英語:Gliese 163c) はかじき座の方向に約49光年離れた位置にある赤色矮星グリーゼ163を公転している太陽系外惑星である。

グリーゼ163c Gliese 163c
グリーゼ163を周回するb,c,dの想像図
星座	かじき座
分類	太陽系外惑星
発見
発見日	2012年9月[1] 2012年9月20日(公表日)
発見者	X. Bonfils ら
発見方法	HARPS
現況	公表
軌道要素と性質 元期:JD 2400000
軌道長半径 (a)	0.1254 ± 0.0001 au[2]
離心率 (e)	0.099 ± 0.086[2]
公転周期 (P)	25.63058 ± 0.02550日[2]
近点引数 (ω)	-145 ± 68 °[2]
通過時刻	JD 2455057.7 ± 4.8[2] (2009年8月14日頃)
準振幅 (K)	2.75 ± 0.35 m/s[2]
グリーゼ163の惑星
位置 元期:J2000.0
赤経 (RA, α)	04h 09m 15.67s[3]
赤緯 (Dec, δ)	−53° 22′ 25.3″[3]
距離	48.9 ± 1.3光年 (15.0 ± 0.4 pc[2])
物理的性質
質量	6.801519+0.899453 −0.8995 M⊕[4]
他のカタログでの名称
HIP 19364c, 2MASS J04091567-5322254c, TYC 8502-01934-1c, WISE J040916.89-532219.2c, LHS 188c[3]
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概要

グリーゼ163cは2012年9月、高精度視線速度系外惑星探査装置 (HARPS) の観測により発見された^[1]。質量が地球の6.8倍^[4]ほどのスーパー・アースであるとされており、ハビタブルゾーン(液体の水が存在できる領域)内に位置する可能性のある軌道を約25.6日で公転している^[2]。しかし、ハビタブルゾーン内にあるとしても表面温度は332K(59℃)とやや高温だと思われる^[要出典]。