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ラテン・アメリカの旅
1942年のディズニーのアニメーション映画 ウィキペディアから
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『ラテン・アメリカの旅』(原題:Saludos Amigos)は、ディズニー製作の長編映画。2年後公開の『三人の騎士』は本作の続編にあたる。
ブラジルで1942年8月24日に先行公開し、アメリカ合衆国では1943年2月6日に公開された。日本での公開は1957年3月20日。
(世界各国の公開年については、シンプル英文版「Saludos Amigos」も参照)
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概要
ディズニーのスタッフが南米に渡り、その風俗をスケッチする実写パートと、そのスケッチから生まれる4つのアニメパートからなる。『ブラジルの水彩画』以外は題名クレジットがない。
第16回(1943年度)アカデミー賞の歌曲賞(主題歌の「サリュードス・アミーゴ(Saludos Amigos)」)、作曲賞(ミュージカル部門)、音響賞に3部門にノミネートされた。またウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの長編映画が日本で3月に公開されたのは1955年公開の「ピーター・パン」以来2年ぶりとなる。
ドナルドのアンデス旅行
ボリビアとペルーにまたがるチチカカ湖に飛んだスタッフのスケッチから生まれたアニメーション。ドナルドダックがチチカカ湖周辺を旅し、葦の船バルサ、気取り屋のラマといったインカの末裔達の風俗に触れる。アメリカでは後の1955年2月18日、ドナルドダックの短編映画シリーズの一つとして再公開された。現在も単独作品として扱われる事がある。
小さな郵便飛行機ペドロ
アンデスを超えチリへと飛んだスタッフのスケッチから生まれたアニメーション。郵便飛行機の子供ペドロが、初めてアンデスを越えて郵便を運ぼうとするが、調子に乗ったペドロは魔の山アコンカグアに近づいてしまう。
グーフィーのガウチョ
アルゼンチンのブエノスアイレスに飛んだスタッフのスケッチから生まれたアニメーション。テキサス州のカウボーイ、グーフィーが南米に飛ばされ、南米版カウボーイであるガウチョに変身する。グーフィーの短編映画シリーズの一つとして単独で扱われる事もある。
ブラジルの水彩画(Aquarela do Brasil)
ブラジルに飛んだスタッフのスケッチから生まれたアニメーション。アニメの筆が次々にブラジルの自然や風俗を描いていき、そのスケッチからホセ・キャリオカが誕生、ドナルドをサンバの夕べへ誘う。アリー・バロッソ(Ary Barroso)作曲の「ブラジルの水彩画」と、ゼキーニャ・ジ・アブレウ(Zequinha de Abreu)作曲の「ティコ・ティコ」(Tico-Tico no Fubá)が使用されている。
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キャスト
スタッフ
- 外国語監修:ジャック・カッティング
- 音楽:エド・プランブ、ポール・スミス
- 背景:アル・ジンネン、アル・ デンプスター、アート・リレイ、イエール・グレイシー、マール・コックス
- 音響監督:C・O・スライフィールド
- 協力:ギルベルト・ソウト、アルベルト・ソリア、エドマンド・サントス
- ミュージカル監督:チャールズ・ウォルコット
販売・放送
日本では長年、VHS・DVD化はされておらず「グーフィーのガウチョ」、「ドナルドのアンデス旅行」のみ単独作品として販売されていたが、2010年にDVD「シリーシンフォニー 名作アニメシリーズ VOL.7」にて、国内で一本の映画として初収録されるようになり視聴が可能になった(ただしオフィスワイケー社発売のパブリックドメインDVDのため、日本語吹替版ではディズニー正規の声優は使っていない)。また、過去にCSのディズニー・チャンネルで放送されたことがある(2006年放送)。
外部リンク
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